苦闘の日々 (秋駄保オリジナルカレンダー作成プロジェクト2004)

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2003/11/01

おかしさんは、集まった画像で、レイアウトの開始。

その間に、カレンダー用の画像の募集を締め切り後も、まだ来ていない人の分を確認、催促のメール攻撃。

購入希望者、集計、などの作業。
この先にする事がもう少し、この時点でわかっていれば良かったが、いまいち想像が出来ず、レイアウトの出来待ちとなる。

それにしても集まった画像は、やはり印刷向きの解像度、10cm四方で、1400ピクセル×1400ピクセルを満たしていた画像は、ほとんど無い。それどころか、どう考えても、これは難しいんじゃないかと素人にもわかるような画像も多い。印刷したらどうなるのか?不安がこみ上げてくる。単純にうちの子が載ってるから嬉しい、だけで済むだろうか?そのうちの子の画像が解像度が低いせいで、周りより印刷が汚かったら。。。?がっかりするんじゃないだろうか?
色々心配の種は尽きない。


2003/11/11 

おかしさんのレイアウト完成、カラーコピーし、CDに月ごとに纏めた画像一式を、画像加工メンバーに発送。

届いたレイアウトを見て、驚いた。
おかしさんの異様な才能は、知ってはいたけど、これほどまでとは!!
あまりの才能と、力作に感動し、これならいける!!と、その時に確信。
たとえ、画像の質が悪くても、印刷方法がチープでも、画像加工の腕が稚拙でも、このレイアウトなら笑える!!笑えるという事が一番重要な秋駄保としては、これでもうハードルをクリアしたも同然だと思う。
思うけど。。。みんながそう思ってくれたらいいのだけど。。。


おかしさんのこだわりは、

     一番嬉しいのは、「自分の子がのっている事」だと思ったので、
     画像の鮮明さよりは、どのこものるように心がけました。
 
     指摘があったように、小さい画像が多いです。
     締め切った以降もみなさん送ってくれましたが、でもどれもやはり小さく、
     それ以上は集められなかったです。
     小さい画像を切り捨てちゃうと、載る犬に偏りがでちゃうので、
     小さく小割りに分割しました。その方がいっぱいのるしね。

と、話してくれました。


当初は、印刷屋さんで、簡単な画像の加工やレイアウトはやってくれるという話だったが、やってくれる場合でも、ごく簡単な事であるらしい。向こうも、こういう物を受けた事が無いので、予測が付かない様子。時間も無い事から、どんな事になってもいいよう、こちらでも、平行して作業を進める事にする。

画像加工メンバーは、りせさん、hitomiさん、ジオンくんのおっ母さん、だ親で、進める事にする。4人いれば一人がわからない事でも誰かが智恵を出せて、相談しながら出来るだろう。原稿を、どんな形式で提出するかの話はしてなかったので、取りあえず、jpgで作成。作った画像は、各自のサイト上にアップして、ダウンロードして貰う事にする。

使う画像は、個々の段階で、解像度が低いのは、指定解像度に上げ、指定の大きさにトリミング、及び画像サイズを変更して合わせる。その時に、あまりに暗い画像は少し明るくしたりの調整を出来る範囲でする。とはいえ、素人の悲しさ、寄せ集めの画像を一つにした時に、どうやって統一感を出していいものやらは、当然わからない。でも、これはもう時間もない事だし、画質に問題もある事だし、腕も未熟な事だし、今年に考える事じゃない、と割り切る事にする。


出来た月ごとのファイルは、各自のサイト上に順次アップしていく。
出来上がったjpgファイルは、かなりサイズがデカイ。個々の画像が解像度が低いおかげで、まだ助かっているが、上部分で大きなのは、9M近く、下部分でも、2Mほどある。これが全部集まると、かなりのボリュームがある。

ここで問題発生、印刷用のCMYKモードのjpgは、IEでは、表示出来ない。(Operaでは表示出来たが、IEとは画像表示方法が違うようだ)開いて確認、修正が出来ないため、急遽、RGBモードのjpg作成し、アップ。
間違い、修正箇所の確認訂正作業。

さっさと、グループウェアを入れておけば良かったと後悔、ちゃんとあったのに。共有フォルダを用意しておけば、もっと簡単だった。来年は、何がなんでも、グループウェアを入れなければ。。。

なんて事をぶつぶつ考えていたら、
「ショッピングカートはいらないのか?ショッピングカートも使えるぞ。」などと、からかわれてしまった。
さすがに、今は、ショッピングカートは必要ない。でも、この先、秋駄保Tシャツだの、秋駄保バッジだの、秋駄保湯飲みだの・・・・・・いろんなグッズが出来ないとも限らない。そうなったら、ショッピングカートも必要だね。
儲けは、秋駄犬のために使えるようになるといいね。
夢のような話だけど。


2003/11/18 

すったもんだの末、ファイルを、印刷屋さんに提出。
提出ファイルは、jpg、CMYKとRGB混在。


2003/11/23

カレンダーのお代決定。

画像加工する4人と、印刷屋さんに見せる用など、おかしさんが作ったレイアウト (これは、カレンダーの見本に、印刷した画像を貼り込んで、印刷したコメントを貼った、凄い力作。)を、カラーコピーし、一式、それぞれに送った。それを見て、作業を行うのが、一番確実。このカラーコピー代、送料などで、けっこう経費がかかりそうだ。恭子さんの印刷屋さんへの交通費、スタッフそれぞれに送り合う資料の送料、出来上がったカレンダーを発送する時の、封筒、梱包代など、まだまだ経費がかかる所が、出てくると思う。

当初、基本料¥3,000+1冊¥216×100=24,600円、で、一部246円と考えていたが、それは、諸経費を全く乗せていない金額だ。諸経費を乗せた金額、1部430円とする。必要経費を除いて、残った場合は、愛犬保護団体に寄付する。その他、保護団体への寄付を任意で集め、一緒に寄付したい方は、振り込み金額に、寄付の分を上乗せして振り込んで貰う事にする。

この金額を決める時も、かなりみんな悩んだ。当初、一部246円で出来ると話してしまったので、それが倍近くなると、問題ではないかと、悩んだのだ。どんぶり感覚だと、246円も430円も同じじゃないかと思うけど、たしかに、倍近くではある。購入部数を減らしたいと言う人が出た場合は、どうしよう?なんて事まで考えた。後述するメ駄ルのお礼も、この金額のなかから出したい。初めての秋駄保としての取り組みだから、それまで頑張ってくれた人に、この機会にお礼出来たら一番いいので。と、いう事で、みんな悩んで、連絡用BBSで相談を繰り返し、決定した金額だ。
決定はしたが、発表は、かなりビクビクものだった。でも、みんなに支持して貰えて良かった。


2003/11/26

試し刷りが出来上がり、校正。

けっこう間違いや、抜けがある。
校正後の修正は、印刷屋さんがやってくれるとの事。

そこで、間違い、訂正箇所を、書き出し、これでたぶん最後になるので、印刷屋さんにお願いする事を漏れなくリストアップするように、目を皿のようにして、画像と原稿を睨む。

でも、印刷屋さんが、やってくれると言うのは、本当に大丈夫だろうか?また、やっぱり自分達でやろうと言う事にならないだろうか?心配の種は尽きないものだと、自分でも感心してしまうけど、やっぱり、自分達でやる、となった場合の事も考えておこう。


2003/12/02

印刷屋さんから恭子さんに連絡。
コピー機に繋がっているパソコンはWin98で、こちらで作ったファイルが開けないので、Win98用に、変換してくれないか、と連絡が来たとのこと。

しかし、jpgに、Win98だの、Win2000だの聞いた事がない。
jpgはjpgに決まっているし。。。?

hitomiさんが、印刷屋さんに電話で確認。

結果、

修正作業はこちらで行う。
文字色、サイズの決定、余白の扱いの決定。
提出画像は、CMYKモードで提出。
カレンダー暦部分横の、ひな形を造り、全員それに合わせる。


急遽、修正版を作成。

文字色、サイズ、余白は、最初にきちんと決めず、それぞれ勝手に考えて作っていたので、バラバラだった。各自の出来上がった画像を見た時に、気づいてはいたけど、それは印刷したらどうなるか、見当がつかない事でもあるし、試し刷りを見てから決めようという事になっていた。カレンダー下部分は、確かに、ひな形があった方が良い。位置が月によってバラバラというのは、見苦しい。ひな形は、hitomiさんが作ってくれたので、全員それに合わせる。

でも、これは、予想していても良かった事だった。最初に、どういう原稿を出せばいいのか、確認しなかったのが、敗因。原稿作成に取りかかった時は、印刷屋さんがやってくれるという話で、取りあえず、保険のために、こちらでも動いておこう、という事で、始まったから、ちょっと最初の取り組み方が、安易だったかな?もっとしっかり枠組みを決めるべきだった。でも、悲しいかな、最初は、そこまで思いつかなかった。

縦横のサイズも、レーザープリンターだと、周囲、5ミリは、印刷出来ないから、5ミリとっておけばいいだろうと。思いこみで動いていたけど、20ミリ近く印刷出来ないとは、予想外。かなり、配置がきつくなったのもあって、どうにも入りきらない月は、画像を少し小さくしたりして、なんとか、収める

修正したCMYKのjpgを、サイト上にアップ。
恭子さんから、IEで開けないからダウンロード出来ないとの事。
右クリック、対象を保存で、ダウンロードして貰う。


「秋駄犬大全」のページは、印刷屋さんで綺麗にレイアウトしてくれるという、事になっていた。あれは、カレンダーの目玉ともいうべき物だから、プロに綺麗にレイアウトして貰えるなら、その方が、ずっといい。でも、これも今までと同じで、やっぱり自分達でやらなければいけなくなった、と言う事にならないだろうか?時間も無い事だし、もし、そうなってもいいように、取りあえず、作っておく事にする。その方が安心だし、これも一つの保険だろう。もし、そう言ってきたら、そく出せば、時間の節約にもなる事だし。


2003/12/04

全部だうんろーどして貰ったけど、恭子さんのWin98で開けないと。
コピー機に繋がっているパソコンは、Win98なので、それで開けないと困るのでは?と。しかし、技術の人と話した時は、CMYKモードのJPGで提出して欲しいとのことだった。JPGに、ヴァージョンなんてあるのだろうか?頭を悩ませる。作成ソフトで下位互換したファイルを提出した方がいいのだろうか?しかし、それだと、各ファイルが、とんでもなく大きくて、JPGだと、7Mで済むところ、60M以上になる。。。それを全部提出した方がいいのだろうか?でも、そうして欲しいと言われたら、そうするしかないけど。。。?


2003/12/05

ダウンロードしたファイルを持って、恭子さんが印刷屋さんへ。
結果わかった事。

技術の人が、CMYKでと指定して来たのは、色を確認してほしいためだけ。RGBで作業して、CMYKに置き換えると、「こんな色のはずじゃなかった」と、なるので、確認のためにだけに、CMYKを指定して来たとか。

Win98上で技術の方が、jpg上の「@」を文字化けと思ったのと、
それがPCやソフトの違い、バージョンの違いなどのせいかもしれないと、営業の方が思ったのとが重なったためで、
本当に「@」で良いということがわかって問題は解決。

わかって見れば、なーんだ、と言うような事だけど、これが遠距離で、それぞれ離れていて、顔を合わせて作業をしていない、って事なのだと思う。事務所で顔を合わせて作業していれば、絶対に起こらない事だと思う。。

そこで、改めて、色?。。。。!!

はっきり言って、色の事までは考えていなかった。(私だけだろうか?)各画像を加工するときに、あまり暗すぎるのは、少し明るく補正して、ぼやけてるのは、少しコントラストを強くして。なんて事はしたけど、色までは。。。

それに、色を補正しようとすると、どこまでやっていいのか見当がつかない。一旦やりだすと、底なし沼にはまったように、身動き出来なくなるのが常。自分の画像でも、そうなのに、他の人が写した画像では、とてもそこまで出来ない。それに今回は、高品質の画像は、ほとんど無かったので、軽く考えていた、というのもある。印刷に適当な解像度を満たしてる画像はほとんど無いし、何分の一なんてが多いので、 これは、この程度でもしょうがいって気持ちもあったかも。画像は、悪くてもしょうがないけど、それを補ってあまりある、面白いカレンダーだ、って思っていたから。このおもしろさで、画像の悪さは、帳消しになって、まだおつりが来る。と思っていたから。

それに、今年は、取りあえずやってみよう、の年だから、こうやったら、こうなるってデータ収集のように考えていたというのもある。確かに。 でなかったら、ちゃんとした画像が集まらなかった段階でポシャッてたんだから。。。

改めて、見ると、うーーーん?
少し、やってみるか。。。?

結果。。。わからない。
どれがいいのやら、見当がつかない。
画面で見てもわからないけど、印刷後の事は、全く想像出来ない。しょうがないから、恭子さんに、両方ダウンロードして貰う。


裏表紙の画像は、印刷屋さんで、格好良くレイアウトしてくれるという話も、現在作業中とか。
これで安心。後は、印刷が出来上がるのを待つだけ。。。だろうか?


2003/12/06

考えてみると、印刷屋さんが、恭子さんの繋がりの所だったから、親身になってやってくれるけど、これが、HPで見つけた所だと、とっくに挫折してただろう。原稿を提出出来なかったのは、間違いない。印刷屋さんが指定する、解像度を満たす画像が集められない段階で終了しただろう。もし、そこで、取りあえず、やってみようという事になったとしても、原稿を提出した時点で、断られたに違いない。HPで見つけた印刷屋さんでやろうなんて、考えたのは、ほんとに無謀だったなぁ。
何も知らずに、闇雲にやって、「こんなじゃダメですよ。」の一言で終わってたんだろうな。で、なんでダメなのかも、わからずに。

で、改めて、HP上の印刷屋さんの完全データ入稿法を見てみた。うーーん、色々決まりがある。今年のような体制では、まず無理だった。。。

2003/12/10

恭子さんの奮闘により、秋駄保の口座が出来た。

カレンダー代を集金するのに、それぞれバラバラに、現金書留で送ったり、振り込んだりじゃ、確認作業も大変だし。口座が出来ればいいね、って言っていたけど、ほんとに出来るとは!

郵便局は個人相手だからダメらしい。
振り替え口座は、登記してある法人団体のみ。秋駄保のような怪しげな団体(団体と言えるのか?)は、ダメ。
で、UFJ銀行が作ってくれた。
これで、何があっても、集金する時は、大丈夫だ。なんだか、まともな団体に見えてくるから不思議。

ちゃんと活動しているという事を証明するために、秋駄保のHPも印刷して持って行ったそうで、銀行員さんに確認のため見せたそうだ。
HP上の、「仮設」の文字が、ちょっと引っかかったそうだ。「これはいずれ、はずされますね?」と確認されたとか。なぜ、仮設なのかと言うと、秋駄保のHP作った時に、こんなになるとは思わなかったし、しばらく楽しく遊べればいいや、という感じで作った、BBSでしゃべり散らしている内容を纏めて見られたら、もっと可笑しかろう、との気持ちだけで作ったものだった。どこかから苦情が来たら、そく、削除、撤退、の気分で、「仮設」だった。でも、これで、「仮設」の文字を取って、ついに、常設秋駄保HPになるようだ。

結果、秋駄保は、ちゃんと活動している団体と認められた。
これは、凄い事だ。

それにしても、みずほは失礼だ。審査して断られるなら、それは納得だけど、はなから作る気が無くて、よそに行けだなんて。そういう偉そうな雑魚は相手にしないという態度が、公的資金注入の結果になるんだ。小さな取引も大事にしてれば、大きな取引に繋がるのだ。そりゃー、秋駄保は、どうかは、わからないけど。そのうち大きな団体にばける可能性だってある。。。?。。。かもしれない。。?

宛名シールは、りせさんが作ってくれた。請求書もりせさんが作ってくれる予定。その請求書には、振込先、ってこの口座名が印刷されるわけだ。凄い!
口座も出来た事だし、後は、NPOを目指すのだろうか・・・?


駄カレンの紙は、普通のコピー紙より、厚い紙になりそうだ。紙の厚みを業界では、重さで言い表すらしい。駄カレンは、90Kgとか。

普通のA4コピー紙1000枚は、45Kg、駄カレンは、その倍の90kgだから、倍の厚みという事らしい。どの業界でも、それぞれ、色々な言い方があるんだな、と感心。表紙はおごって、いい紙を使ってくれるらしい。あとは、出来上がるのを、ドキドキ待つだけ。
どうか、失敗がありませんように。


2003/12/17

本物の試し刷りが出来て来た。

見て驚いた。
カレンダー上部分の画像に、枠が印刷されている。
明るい水色、しかも、なかに、テリアの模様が。。。。!!
目の前が真っ暗になった。
これは、なんとしてもはずして貰わねば!!

単なるワンコカレンダーなら、「縁も、ワンコ模様でカワイー!」、って事にもなるのだろう。
しかし、秋駄犬だ。
秋駄犬のまわりにテリア模様なんてありえない。

これは、みんなが熱烈にブーイング。
何が何でもはずして貰う事になる。
恭子さん、間に立って、苦労するでしょうが、よろしくお願いします。


あと、カレンダーの顔とも言える、秋駄犬大全、

そこを、印刷屋さんが格好良く、レイアウトをしてくれると言う事になっていたが、これも、大きく変わると、どうも。。。。たぶん、周りのテリア枠のせいだと思うのだけれど。。。そう思いたい。。。たぶん、テリア枠のせいで冷静に判断出来ないのだろう。。。これも、なんとか自分達でやったもので、とも思うが。。。実際に印刷した物を壁にかけてみたら、元のレイアウトはいまいち見た目が悪いとか。。。そこまでは、想像出来ないし。。。

取りあえず、テリア枠だけは、何が何でも、はずして貰う事にする。
印刷後周りをカットするときのために、枠があった方が作業がしやすいと言う事であれば、目立たない、薄いベージュまでなら我慢する。
画像の一部、文字のレイアウトについては、バランス良く変えて欲しい旨の希望を出す。
レイアウトに関しては、恭子さんが見て、いいと思うものを選んで貰うしかない。ほかに実際に見て確認出来る人はいないのだから。
恭子さんに一任、後で文句は無し!で。


それにしても時間が無い。今年はあまりに時間がなさ過ぎる。
私たちも、何もわからずに始めたし。

今になって、一字、間違いを発見。「右」が「左」になっていた。
これじゃ、いつまでたっても、間違いは無くなりそうにないなぁ。。。
また恭子さんにダウンロードして貰い、明日、ついでに持って行って貰う事になる。


2003/12/18

恭子さんが朝から印刷屋さんへ。

結果、

各月の枠はなし。
「秋駄犬大全」には、クーム色の枠をつける

色々、コマコマした所も希望を入れて貰う。
秋駄犬保存会創立記念日の色を変える(どんな色にするかはおまかせ、黒と祝日の赤以外)
基盤の仕上げは金曜日
土曜日、試し印刷に工場の方で立ち会って、最終チェック

今のところ製本仕上がりが来週真ん中くらい、かなぁ。

もう、この時期まで来てしまったので、来年にずれ込むのは、いたしかたない、と、覚悟を決めていた。恭子さんも、あわてません、って、  担当の方達も別の仕事で忙しいし、来年にずれこんでもって云ったら、社長に言下にダメだと云われたとか。カレンダーは1月から始まっているわけだし、表紙をめくると目玉のページがあって、これは1月が来る前に、壁にかけて楽しむ、ということです、だって。だから大幅に遅れたのを反対に謝られてしまったとか。

最初の色合わせには社長もたちあわれるそうで、それならこちらも「勝手にやってくれ」とはいかない。こんな儲けにならない、面倒な仕事を、この時期に。。。申し訳ないやら、ありがたいやら。。。


枠をつけたのには理由があって、こちらで作った画像がいっぱいいっぱいだったからで、文字も一番端から始まっていた。ずれた場合、文字を切ってしまうといけないと考えて6o中へ控えられたそう。写真の部分ならたとえふちが少し切れてもかまわないが、文字が切れてはちょっとまずいので、ということだった。(来年からは、文字は少し内側からを気を付けよう

通常、大量に印刷をする時はずれを想定して、3o小さくして印刷する。そしてずれた場合、1oほど裁断して調整するが、枠があると裁断の時の目安になって、業界用語で「逃げる」という。

今回は社長の一言で枠なしになった。最初はクリーム色と担当さんと決めたが、社長さんから印刷現場としては枠があると困るので「逃げの逃げ」でなしにしてもらえないか、と。写真の寄せ集めなので、枠がないと、余白との関係で画面上右によったり左によったり、という   印象があるかもしれないが、今回「両面印刷」なので、枠があると調整のしようがなくなる場合が出てくるから、と。

そこで、「秋駄犬大全」だけは、デザイン上、クリーム色の枠を付ける事になった。


残念なことに、表紙の、北斗くんのブヒ〜、どうやってもガラスに鼻をくっつけている感じが出ない。
とくに使う紙がコート紙のぴかぴかのやつなので、黒がべたーっと付いてしまうからだ。マットだと、紙に凸凹が多いので、光を吸収したり反射したりする部分が複雑になって深みが出るが。CMYモードだと、混ぜ具合でいろんな黒が出るが、コピー印刷は簡便にするためにCMYKモードで、Kの黒は、黒のトナーがダイレクトに出て、その量で調節するので、黒いところはとくに黒が強く出る。しかし、安くやるためなので、これはもう致し方ない。担当さんに、白い子だから、出来るだけ綺麗に出してくれるよう調整をお願いしたが、飼い主さんは、気に入らないかもしれない、印刷の限界がかなり低いレベルなので、ご承知おきください、とのこと。

これは、もう悪条件下で、致し方ないと思う。もともとの画像解像度が低いのを承知で、どうしても表紙は、「北斗くんのぶひ〜」じゃなきゃ!!とのこだわりがあったし。あの、「ぶひ〜」、があったから、カレンダーを作ろう!!と盛り上がって、走り出したいきさつがある。飼い主のhitomiさんも、ぜんぜん気にしない、と言ってくれた。良かった。でも、hitomiさんは、カレンダー制作のスタッフに加わってくれていて、色々いきさつがわかってるから、「気にしないよ」、って行ってくれるけど、これが、いきさつがわからなければ、どうだろう?やっぱり、気に入らない、って事になるかもしれない。来年は、表紙の画像は、出来上がりも考えて選ばないとダメだね。

カレンダーの表紙を見るときは、いきさつをよく思い出して、もう一度、「ぶひ〜」の画像をよく見て、頭の中で、画像を入れ替えて見る事を、みんなにお願いしよう。


恭子さんは、まだまだ色々忙しく動かなきゃいけない。でも、なんとか、今年中に、出来上がりそう。
祈るような気持ちって、この事だな、ってしみじみ思う。


2003/12/20

恭子さんが、試し刷りに工場で立ち会い、最終チェック。

目玉ページの枠も、クリーム色で、良い感じになった。
ページ上のロゴも、クリーム色に対して黒はきつく感じるせいか、焦げ茶になっていた。
色々気遣ってくれている。
この時期は、印刷屋さんは、大変な忙しさで、普通の印刷物も、通常よりかなり納品が遅れているそう。
なんとか年内に、間に合わせてくれようとしている印刷屋さんに、感謝。


2003/12/23

ついに、本刷りに入った!

まだ刷り上がっても、裁断、製本、検品とあるので、いつ納品になるか。でも、今週中には出来るだろうとの予測。いよいよ、カレンダーが形になるのだ。

今までみんな、一生懸命やっていたけど、でも、どっか半信半疑だった。でも、ここまで来ると、さすがに、本当に出来るんだな、って気になってくる。まだまだ納品まではあるけど。その後で、発送、集金、色々作業は残ってるけど。でも、一応、これがくぎりでは、ある。よくぞ、ここまでたどり着いた、ってのが、正直な気持ち。

どうか、無事に終わりますように。
間違いがありませんように。

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