犬 の 詫 び 状

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140.今日も元気!
今日も元気!     2005年12月

 長い間、詫び状をさぼってたよ。

今年の冬は早くから寒くなったんで、だっちゃんはとっても元気。

今頃、綿毛は全部抜けて、見事に夏毛、しかもシースルーファッションなんだけど、ちっとも寒くない。
やっぱりこのへんの冬は暑すぎなんだよね。


さぼってた間も、だっちゃんは元気いっぱい。
相変わらずのだっちゃんぶり。

酒屋さんに行って、嬉しくてしっぽをぶんぶん振り回して、一升瓶を割ってしまい、
「稼ぎも無いくせに!」ってうちの人間を嘆かせたり、
催事場でごっそり乾物の鯵や鰯やトビウオを貰ったり、
ボクサーと遊んで、喜んだボクサーがだっちゃんの肩に前足を掛けたら、そこまで許してない!って怒って戸惑わせたり、
いつも前を通ると、ごんごん吠える犬の前で、からかって遊んだり、
散歩で複雑な地形のとこにはまりこんで、大遠回りになってしまったり、
敵とバッタリ、引いたり引かせたり、
あっちもこっちもあっちも行くー!と言い張って、いつもの3倍散歩したり、
肉屋さん目指して走ったり、
あちこちで、大好きなおじさんやおばさんに会っては、びよんびよんと飛びはね、


楽しく生きてたよ。

「やりたい放題し放題、毎日楽しくていいね。」って呆れられてる。

やたらとテンション高い。
「なんで素面でそんなにはしゃげるんだ?!」って呆れられてる。

家の中では、子供の頃と同じように、ピーピーをくわえて走り回り、
敷物を蹴散らし、ゴミ箱をはじき飛ばし、テーブルが動く。

「子供の時と全く同じだ。
年を取ると子供に返る、って言うから、子供に返ってるんだろうか?
なんか意味が違うような気もするけど、だっちゃんだから、そうなのか?」

なんて人間は首を傾げてる。


なんとか遊んで貰おう、おやつを貰おう、と、人間につきまとい、
「あんたがつきまとってると、ストーブがつけられない!」と親分を嘆かせる。

なんせ、冬毛が生えるまでは、ストーブは我慢、我慢、の人間なんだ。
室温10度以下でも、ストーブは付けないんだよ。

なので、ますます元気なのかな?

今年は寒い日が多いから、とっても気持ちいいし、
寒い間に、いっぱい体力つけなきゃね!
 
 
災難     2005/12/22 木

 朝の散歩の帰り道、Dくんとおばちゃんがずっと前、道路の反対側を歩いてるのを発見。
なのに、Dくんは、Hちゃんと一緒に歩いてる。
Hちゃんはだっちゃんの元敵の14歳のメス柴。
そっちには絶対に行かせて貰えっこない。

ずっと前に居たんだけど、DくんもHちゃんも年を取って、歩くのもおぼつかない。
あっと言う間に、すぐ横になってしまった。

Dくんとおばちゃんの側に行きたいのと、一緒に居るHちゃんが気に入らないのとで、
なんとか車道を渡ろうとするだっちゃんと、引っ張って一刻も早く立ち去りたい大親分との攻防戦。

全身で抵抗するだっちゃんに、これじゃあ、らちがあかないと思った大親分、
だっちゃんを抱えて、その場から脱出。

あー、やれやれ、と、思ったのもつかの間。
角を曲がったとたんに、うわーっ!!元祖敵の二匹の犬だー!!

こっちも2頭ともにすっかり年を取って、もう敵でもなんでも無いんだけど、
だっちゃんの気が立ってる時は要注意。

仕方なく、だっちゃんを抱えたまま、走って帰った大親分。

災難だったね!
 
スノーシュートレッキングだ     2005/12/20 火

 急遽休みを取って、今日はスノーシュートレッキングだよ。
目指すは、一の倉沢。

あんまり凄い雪なんで、お腹まで雪に埋もれてしまう。
おまけに重たい雪なんで、歩きながら体で蹴散らす、ってわけに行かない。

前日まで大雪で、吹雪やなだれもあったそうで、行けないかもしれない、って話だったんだけど、
今日は、雪も止んで風も無い。
表層雪崩も起きそうにない、って事で、目的地まで行けた。
谷川岳も一の倉岳もちゃんと見えて、うちの人間は大感激!

往きはすごい雪に埋もれてなかなか進めないから、みんなの後を付いて歩いてただっちゃんだったけど、
帰りは道が出来てるんで、先頭を歩こうとしては、
「自分勝手だなー!」って呆れられた。

だって、 人間は、スノーシューなんて付けてるからいいけど、だっちゃんはけっこう大変なんだよ。
どこに行っても自分の足だけで歩いてるんだもんね。

でも、いっぱいの雪のなか、誰もいないくて、
この世界独り占め!、って感じで、とっても気持ちが良かったよ!

大量の重い雪に、ちょっとたじろいだけど、楽しかった!
今度は、もっと軽い雪の中で歩きたいな!


薄毛、ハゲ腹のだっちゃんは、寒くないかな?お腹にしもやけが出来ないかな?
なんて、心配されたけど、大丈夫、ぜんぜん寒くなかったよ。
これで一気に毛が生えないかな?って人間は期待してる。

こんなに雪があるなんて凄いね!

お腹まで埋もれちゃうんだ。

とってもいいとこだよ!
今回は危険な所なので、自分達だけで行くのは無理。
地元のガイドさんをお願いしたよ。
とってもいい方で、ワンコにも理解の有る方でした。

またどっか一緒に行けたらいいな!
鍛えた方がいいよ     2005/12/14 火

 最近のだっちゃんの夕散歩は、毎日長い階段コースになってる。

一昨日は東の長い階段、昨日は西の長い階段、今日は南の長い階段、って感じに、
毎日階段巡りだ。

なんでかって言うと、
山に行くたびに、自分の体力不足を思い知らされる親分、
だっちゃんも大親分も平気で歩いてるのに、一人へばってるのは面白くない。

おまけにだっちゃんはやたら元気なんで、どんどん行ってしまう。
寒さとともに、益々元気になるだろうから、遅れをとらないように、せめて階段上りで少しでも鍛える事にしたんだ。

でも、継続は力なり、で、
一日目よりは二日目、二日目よりは三日目、って感じで、
楽に駆け上がれるようになったよ。

でも、いつも一緒のだっちゃんもパワーアップしてしまうんで、
へばるのは同じだと思うけどね。

だっちゃん用品     2005/12/13 火

 傷バンで思い出したけど、

だっちゃん用品は、わりとなんでもすぐ買ってしまううちの人間。
フード、サプリ、おもちゃ、リード・・・・・良さそうだと思ったら、試しに買ってみよう、って。

だけど、人間の物だと、なかなか買わない。
まあ、無くてもいいか、で済ませてしまう。
大親分の膝用サプリも、まあ、いいか、で終わってしまってる。

人間用でも躊躇わずに買う物は、だっちゃんと楽しむ山用品だけだ。

「もう来年は遊べないかもしれない、今のうちに、だっちゃんが行ける間に。」、って事で、
焦って買ってしまうんだ。

これもだっちゃん用品と言えるのかな。

お前はいいな     2005/12/12 月

 大親分がだっちゃんに言った。

「お前はいいな、ちょこっと怪我しただけで、
毎日毎日、散歩の後で手当して貰えるもんな。
こっちは怪我しても忘れられて、傷バンも買って貰えないんだぞ。」

昨日、殻付きの牡蠣を剥いていて、指を怪我した大親分、
傷バンが、今日無くなってしまったんだ。
買い物に行く親分に頼んだのに、親分はころっと忘れてしまった。

寒い時は、傷の治りが悪いし、治ったかな、と思っても動かすと、ピッって開く。

絆創膏くらい買って欲しかったね。
  
当たりがいい?     2005/12/11 日

 戸棚を片づけていた親分は、ちょっと前にコンビニのくじで当たったおつまみサラミを見つけた。
大親分が買い物した時に当たったものだ。

大親分は、妙なクジ運があって、時々変な物を当てる。

良い物は当たらない。

なので、親分だのだっちゃんだの、って、
変なものが当たってしまうんじゃないだろうか。
  
そう言えば     2005/12/08 金

 病院に通って傷を洗う時、今回は、「飼い主さんは待合室で待ってて下さい。」って言われたんだ。
で、だっちゃんだけ残されちゃうんだけど。

だっちゃんは何をされてもぜんぜん気にしないで愛想良くしてるから、
先生達も楽なはずだよ。

でも、その間に親分がどっか行ってしまってたら困るんで、
終わったら、一刻も早く診察室を出て親分の元に戻りたい。

なので、ドアを開けて出る時は問題なんだ。


一日目、
先生はだっちゃんに引っ張られて、前のめりに転びそうになった。

二日目、
昨日の事があるんで、
先生は両足を開いて踏ん張り、だっちゃんを引き留めたんで、
勢いでだっちゃんはお座りしてしまった。

三日目、
だっちゃんの飛び出す勢いが勝り、
先生は身構える間も無く、ドアに激突した。

親分は、笑ってごまかした。

先生、ごめんね!
  
そんなの無理!      2005/12/07 水

 さぼってた間に、だっちゃんの足に小さな傷が出来て、
舐めないように、舐めたらなかなか治らないよ、って事でバンテージされてたんだけど。

いつまでたっても治らない。
1ヶ月たっても治らない。

しょうがなくて病院に行った。
またまた、抗生物質の飲み薬を貰い、注射器みたいなので傷を洗いに通った。

「何回、こんな事してるんだろう?
たったこれっぽっちの傷なんか人間ならほっときゃ治るのに。
一傷、ん万円、嫌になる。」って、人間はぼやいてる。

だっちゃんは、なんでこんなに傷の治りが悪いんだろ?

病院に行きたくないだっちゃんをごまかして、毎日通うのはけっこう大変だったんだ。
だっちゃんに気づかれないように、ぐるっと廻って行こうとしたら、
複雑な道に迷って、とんでもない所まで行っちゃったり。

行ったら行ったで、先生達に挨拶して嬉しいんだけどね。

良くなったかな?と思ったら、またぶり返したり、
傷を洗うために傷の周りを毛刈りされたとこを、散歩の時にまた怪我するし。
なかなか良くならないよ。

で、若い先生に、「散歩を控えて。」って言われたんだけど。
「無理!」即座に返すうちの人間。

病院の先生は安易に散歩を控えろ、って言い過ぎじゃないだろうか?
人間で考えたらわかると思うんだけど。

小さな傷のために、歩くのを控える人なんか居ないし、
仕事を休んだりする人も居ないよね。
犬に気軽に言い過ぎだと思うよ。

で、だっちゃんは散歩を控えるどころか、元気の赴くままにあっちこっちいっぱい歩いてるんだけど。
元気で体力があったら、いくつかウィークポイントがあっても、充分カバー出来るはずだよね。

って、事で、今日も、朝から走ってたよ。
夕散歩も走って買い物に行った。
 

1, 思わず生唾飲み込むだっちゃん

2. じーっと見てたら、くれるかも?

3. 貰った!

4. 美味しー!

5. 犬としてはよく噛むほうだよ。

6.うっとりする美味しさ

7. ごくん、無くなっちゃった。

8. もっとくれないかな?
写真で見ると、この頃(11月始め)は、まだ毛があったなー

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