犬 の 詫 び 状

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もう春かな     2003/03/02

 昨日とはうって変わって、今日はとっても暖か。
せっかくだからって、夕方の散歩をだいぶ早く出た。
いつもの散歩コースAを選んで、出かけたんだけど、今日、出会う犬はみんな元気がいいね。
やっぱり、昨日の大雨の後、今日の陽気で、みんな気持ちがいいんだね。
あちこちの犬もみんな元気に吠えてきたよ。
だっちゃんも元気で、勢いよく歩いたので、いつもの半分の時間で終わりそうになったので、
そこから、さらに足をのばした。
こんな気持ちいい日に散歩すると、気持ちが浮かれてしまうね。

もう、緋桜って濃い色の桜が、一輪、二輪咲いていた。
梅は、すっかり終わりだね。
秋田犬ファンのなかで話題の、オオイヌノフグリを探したけど、今日は見つからなかったよ。
目が節穴なのかもね。

帰りに友達のDくんちに寄った。
おばちゃんが出てきたから、庭に侵入した。あちこち探検して大騒ぎした。
Dくんは、突然の台風に逃げ回ってたよ。
しっぼをぶんぶん、振り回したら、しっぽで植木鉢をひっくり返してしまった。
おばちゃんごめんね。


大雨は楽しい     2003/03/01


目が狙撃隊になってる。
  今日は、雨。だっちゃんが夕方の散歩に出た時は、どしゃぶりだった。
こんな時は、散歩する人も犬も誰も、公園にいなくなるから、かえって楽しいんだよ。
離してもらって、雨の中、思いっきり走り回った。
さすがのだっちゃんの毛も、中までぐっしょり、どろんこになった。

帰ってシャンプーされた。
ちょうど、抜け毛のピークの時期だから、シャンプーの最中から、わらわら抜けて、シャンプーするのも大変だったけど。
乾かすのはもっと大変だった。ドライヤーをかけていると、わらわら、わらわら抜けて抜けて、それがドライヤーで舞い上がって、みんな毛まみれ、家中毛まみれ。

ようやく、ドライヤーかけ終わって、櫛をかけ終わったら、みんなくたびれ果ててしまった。

せっかくシャンプーしてきれいになったからって、バンダナ姿の写真を撮られた。でも、もうくたびれて、ちゃんと目を開けてる写真が無い。目を開けてるのは狙撃隊になっているし。

このバンダナはJリーグのバンダナなんだ。だっちゃんの名前で応募して当たったんだよ。うちの人間はみんなくじ運が無いから、だっちゃんの名前で出したんだ。正解だったね。

もう、眠いです・・・


絶好調!!     2003/02/27



手術の直後。
手作りの腹掛けが情けない。
みっともないものつけられて、
やけくそで遊ぶ
 秋に手術をしてから、だっちゃんは、絶好調が続いてる。
手術前とえらい違いだ。
こんなに変わるとはって言われるよ。
手術前に、院長先生に、手術したら、疑似妊娠は無くなるけど、痒いのはどうなるかはわからないって言われたんだよ。
やってみないとわからないって。
前より悪くなる可能性もあるって。

でも、すっかり体調は良くなるし、痒いのもぐんと減った。
もちろん、食べる物も気をつけてるけどね。

関係あるかどうかは、わかんないけど、今年は花粉症も軽いんだ。毎年今頃外出ると、ぶしゃん、ぶしゃん、涙目うるうる、つらかったけどね。そういえば、ノミよけのハーブもぶしゃん、うるうるだったな。

体が痒く無いと、落ち着いていれるし、気分もいいから、ますます体調が良くなるのかな。
大正解だったって、先生も喜んでくれてるよ。

AKITA FanSiteで相談にのってくれた、
てんちょさん、紺さん、皆様ありがとう。


Rくんのこと その二     2003/02/26

 山で暮らしていたRくんは、やっぱりフィラリアに感染して、
耳はダニでびっしりだったそうだ。
フィラリアは、ずっと注射を続けて、次の年の検査では、すっかり
無くなっていたとか。
おじさん、おばさんのRくんを思う気持ちの勝利だね。
Rくんは、保護した当時、たぶん3才くらいだろうと病院で言われたとか。

Rくんちには、もともと超小型犬のMちゃんって9才の子がいた。
でも、このMちゃんが♀だけど、良くできた子で、
突然登場したRくんに意地悪もせず、最初は警戒したけど、すぐ仲良くなった。
Mちゃんは、だっちゃんとも、挨拶するんだよ。とってもいい子なんだ。

でもね、Rくんはだっちゃんと挨拶しないの。
おじさん、おばさんがだっちゃんをかまってくれるから、
大事なおじさんおばさんを取られちゃうと、心配するんだね。

だから、Rくんとは、一緒にいてもつかず離れずでいるんだよ。
一定の距離を取っていれば、お互い平気だからね。
うちの人達がRくんをかまっても、だっちゃんは我慢してる。
ほんとはね、仲良くしたいなって思ったりもするんだけど。
前に「遊ぼう」って言って、遊んでくれなかったから、ちょっと根にもってるんだ。
うちの人はね、「Rくんにしたら、恩人第一で、他の犬と遊ぶことまでの気持ちの余裕が、
まだ、無いんじゃないかな。」って言ってるけど。



Rくんのこと     2003/02/25

 Rくんは、捨て子だった。
3,4年前、おじさんとおばさんが山にいったときに見つけた。
人なつこかったので、気になりながらも先を急いだけど、
帰りにもまた会った。
とてもそのままに出来なくて、また会ったのも縁かって、連れて帰ったんだって。

でも、秋田犬だとは思わず、柴犬の大きなやつかと思ったんだって。
秋田犬だってわかっていたら、連れてこなかったかもね。
秋田犬は評判悪いもの。

帰ってから、秋田なんか連れて帰ってどうするんだって言われて
初めて秋田だって気づいたそう。
もちろん、警察、保健所色々連絡はしたけど、名乗り出る人はいなかった。
秋田は飼うのは大変だし、しかも成犬、いろんな人が止めた方がいいとか、
どこか里親センターに連絡とれとか言ったそう。

でも、おじさんは、もうどこにもやる気になれなかったから、
頑張ったんだって。
恩人のおじさん、おばさんの気持ちを、充分に知っているRくんは、
とっても忠実ないい犬だ。
捨てられた秋田犬が幸せになれることって、本当に少ないよね。
希有なことって言ってもいいんじゃないかな。
同じ秋田犬として、だっちゃんもとっても嬉しいし、
おじさん、おばさんが大好きなんだ。

Rくんは、山で暮らしていたから、今でも、夜、暗いのが大嫌いなんだって。
明るい所が大好きだって。

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