軟弱登山隊メンバー

登山隊の名前となるほどの、隊員の軟弱ぶりを紹介。

共通事項: 寒さには強いが、暑さは大の苦手。湿度があるともうダメ。動ける季節、時間が限られる。

隊員 役割 軟弱度

 だっちゃん



熊避けのお守り
山は大好きだけど、砂利などの石ころ道は嫌い。そういう所になるととたんに、足の裏が痛い、とぶーたれる。ガレ場などもってのほか。(大型犬は体重が重いため小石を踏むとパットに負担がかかる、と病院の先生の話だけど)
グラグラする橋も嫌い。なんとか迂回しようと虚しい努力をして道を探す。意を決して渡る時もあるが、持って運ばれる事もある。
同じく、ぐらぐらする石も嫌い。絶対に乗ろうとしない。どころか、川原のぐらぐらしない石でさえも、なんとか乗らずに済まそうと、ジャンプしたり、水の中を進もうとする。
高い所は好き、岩をよじ登ったり駆け下りたりも好き。
はしごは登れるが、降りられない。
急な所は自分でコースを選べれば駆け上がり、駆け下りるが、リードを付けているため、フレキシリードの届く範囲でしか出来ない。リードを外したくないので、リードで引っ張られて人間が転んでも大丈夫な所にしか行けない。
止まって休むのが大嫌い。動ける間は、動こうとする。休憩中も、「早く行こう」、とうるさい。休ませるのが大変。ただし、食べ物が出てる間だけは休む。
また、愛想の無い犬であるために、人や犬が多そうな所、時期は避けねばならない。
時間が短かったり、コースが単調だと、すぐ文句を言う。そのくせ、暑くなると、暑いから歩きたくない、と文句を言う。それでも歩き続けるだけ、ましか。直射日光は大の苦手。

 親分

副隊長

道具管理
荷造り
体力、運動能力、肺活量、全て無し。だっちゃんが来てからかなり鍛えられ、今の方が若い頃よりましになったと言われるほど。(腕の力だけはかなりある。)
いつも最初の登り始めの30分は辛くてぶーたれる。だっちゃんが引っ張ってやらないといけない時もある。
ある程度の高さにまで行くと、がぜん元気になる。高い所は大好き。なんとかと煙は高い所が好き、と言われるがそのままである。岩をよじ登ったりも好き。
ただし、握力が無いのが致命的。握力の無さを腕の力でごまかしてでねじ伏せようとするのが欠点。
あまり深く考えるタイプでは無いために、後先考えずに進んでしまうので、注意が必要。
すぐ低血糖に陥るために空腹に弱い。甘い物はかかせない。
濡れるのが大嫌い。

 大親分

隊長

荷物持ち
体力、運動能力とも申し分ないが、膝関節に古傷を持つので時に膝が痛み出す。
また、登山における致命的欠陥、「高所恐怖症」を持つ。なので、隊長とはいえ、山での隊長のサポートは期待は出来ない。(なるほど、山は自己責任で登るものである。各自隊員は肝に銘じるべし。)
つづらおりや狭い尾根道や岩をよじ登るような所(決してたいそうな所ではない。)に来るととたんに、「ここはどうやって行くんだ。行ってもどうやって戻るのか。」と泣きが入る。「どうやってって。。。。。歩いてに決まってる。。。。」途方にくれる、だっちゃんと親分。だっちゃんの満開の笑顔と親分の、「ここだけだからさ、ここを過ぎたらもう大丈夫。」とのごまかしでいつも気力を振り絞って進んでいるようである。(何度か山に行って、だいぶ克服したもよう。)
そうまでして山に行くのは、苦労して登った頂上は格別なのか?だっちゃんが嬉しそうにするからか?はたまた、他人が行けるところを自分は行けない、と認めるのが悔しいからか?意地っ張り。

       (2005/春)

Home Up