だっちゃん近影
御坂 毛無山、久々の富士山 2008/10/19
前回の薬師遊歩道で、まだそこそこ歩ける事がわかったし、 山に行くとだっちゃんはほんとうに嬉しそうだし、 これは行ける間は、なんとか無理してでも連れて行った方がいいんだろう、と言う事になった。 まだまだだっちゃんにとっては暑い季節だから、 行くにも登るにも、あまり時間がかからなくて楽そうな山で、 やっぱり富士山が見える山に行きたい! 急な山行きだったので、詳しく調べている時間も無い。 前に調べた毛無山はどうだろう? その時は、コースタイムが短いからだっちゃんには物足りないだろうか、って取りやめになったんだ。 今なら時間的にはちょうどいいかも? って、事で、御坂の毛無山に行った。 |
7時43分、張り切って出発。 登山口近くにいた地元の方が、「中腹の辺りに熊が居るから気を付けてね。」って。 |
張り紙がしてあった。 赤い字が消えかけてるけど。 熊に会いませんように。 |
これだけはわかる。 サラシナショウマ |
気持ち良い道で、どんどん進む。 |
アケビの実が落ちてた |
今日のだっちゃんは久々の山が嬉しくて、元気いっぱい |
なので、またまたお尻の写真ばかりだ |
どんどん行くよー! |
花はもう終わりに近いみたい |
気持ちよく歩ける道だよ |
やっぱり、山はいいね! |
早く行こうよ! |
同じような写真で、だっちゃんが1歳くらいの時のがあるんだけど、 同じようで違う。 違うようで同じ。 |
だんだん急になって来た |
木の根っこで階段のようになってる。 ちょっと前なら楽々ジャンプしてあがれた高さが、今のだっちゃんには難しい。 自分で思っているよりも後足が上がって無いんだね。 |
そんな時は、落ちないように、お尻をちょっと押さえて貰う。 そしたらそのまま上がれるんだ。 |
気持ち良いとこだね |
もう秋だね |
段差が少ない所は、急なところも自分で楽に登れるんだけど |
早く、早く、 夏の間、だっちゃんがあんまり歩かなかったんで、うちの人間達はかなり運動不足だったんだ。 すっかり草臥れて、もう登るのが嫌になってる。 |
全く、情けないよね 文句行ってると置いてくよ |
酷いハゲハゲ状態から回復して、すっかり生え揃った、と思うまもなく、 またまた毛が抜ける季節が始まった感じ。 今回は無事に乗り越えたいな |
マムシソウ、だったっけ? あちこちで見るよ |
アザミかな?種類が多すぎてわかんないね |
こんな楽々の気持ちいい道も一部あった |
そんなとこは、ほっとしてどんどん進む |
頂上はまだまだ先かなー |
思ったよりもけっこう急な登りで、うちの人間達はすっかり嫌気がさしてる。 老犬にはきついんじゃないか? もう戻った方がいいんじゃないか? って心配する。ほんとは自分たちが帰りたいくせに。だっちゃんは元気だよ! |
りんどう 今年も見れたね。 |
富士山だ!! 綺麗に見えた!! 途中、開けた所があって、富士山が綺麗に見えた。 |
今日は雲はかかってるけど、眺めが良い |
真ん中に雲があって、こういう富士山もなかなかいいね。 |
富士山をアップで レンズにゴミが付いてる |
ヤマラッキョウ |
9時17分、頂上に着いた!! ここから見る富士山はほんとに綺麗だ! 結局今日も、だっちゃんがみんなを励まして、頂上まで連れて来てあげたよ。 |
もう来年は来られないから、しっかり見ておこう。 |
お約束の記念写真。 ちゃんと立って、 しっぽを上げて |
色々うるさく言われるだっちゃん |
やーだよーだ だっちゃんは写真なんかどうでもいいよ 早く美味しい物を食べようよ! |
富士山の前でも記念写真。 ここでもしっぽを押さえられてる。 |
逆光なのが残念 |
アップにすると、さっきと感じが違う。 雲が流れてるんだね |
いよいよ、だっちゃんお楽しみの時間 |
ご飯は食べたし、おやつは食べたし、 お水を飲んで、 ゆっくりしよう。 |
と、思ったんだけど、ここでもスズメバチが!! 1匹だけなんだけど、しつこく周りを飛び回る。 体を低くして、一旦はやり過ごしたんだけど、またまたやって来て、周りを飛び回る。 だっちゃんのすぐ目の前、ほんの鼻先まで来ちゃったんで、 だっちゃんがほんの少しでも動いたら刺されてしまう!! あせった親分は、だっちゃんのそばで動いてスズメバチを自分の方に引き寄せた。 引き寄せてしゃがんで低くなって、運を天に任せた。 幸い、スズメバチは飛んで行ってしまったんだけど、 心臓はドキドキ、冷や汗が出る思いだったって。 すごく気持ち良いところなんだけど、スズメバチが怖いんで、すばやく撤収して降りる事に。 |
最後にまた富士山。 今日、綺麗な富士山が見られて良かった! |
この花はいつも写真写りが良いようは気がする。 |
って、事で、走って下る。 |
足和田山との分岐の所まで降りて来た。 もうあと少しで駐車場なので、ここで少し休んだ。 |
休んで、さて出発しよう、と、なった時、 珍しく自分から伏せて休んでいただっちゃん、立ち上がったら、後ろ足が震えてる。 こんな事は始めてなので、うちの人間達はかなり焦った。 今年は夏の間にあんまり歩かなかったのに、 だっちゃんはもう14歳半の老犬なのに、 無理しすぎただろうか? 今日の山はハード過ぎたんだろうか? でも、歩き出したら、後ろ足のふるえも治まって、普通に歩いているので、 どうやら大丈夫そうだと、ほっとしたようだよ。 「最悪の場合、おんぶして行ってやるからね。」って言われたんだけど、 そんなのだっちゃんはごめんだよ。 どこまでも自分の足で歩くんだ。 |
11時3分、登山口の駐車場に戻って来た。 |
歩いたコース: 文化洞トンネルのそばの駐車場(7時43分)ー>足和田山との分岐(7時49分)ー>長浜からの道との分岐(8時51分)ー>(9時17分)毛無山山頂(10時10分)ー>長浜との分岐(10時22分)ー>足和田山との分岐(10時59分)ー>駐車場(11時3分) 所要時間: 3時間20分 お天気は良かったし、久しぶりの山行きで楽しかった! うちの人間達は、夏の間になまった体に、今日の登りはかなりきつかった、って言ってる。 もっと楽な山にすれば良かった、って。 でも、綺麗な富士山だったから、救われたって。 スズメバチは怖かったけど。 でも、今日の山行きで、やっぱりかなり年を感じたよ。 今までは、だっちゃんは外では絶対に、自分から座ったり伏せたりしない犬だったんだ。 よっぽどの事が無いと、伏せたり座ったりしない。 頂上で美味しい物を食べる時だけ、伏せてたんだ。 それが今日は、下りの最後、足和田山との分岐の所でちょっと休んだ時に、自分から伏せた。 もう、このくらいでも疲れるようになったんだな、って、年を感じたそうだよ。 おまけに、その後、立ち上がったら、後ろ足がふるえたし。 無理させすぎたか、これが原因で歩けなくなったらどうしよう、って焦ったんだって。 でも、すぐふるえは治まったし、その後は普通に歩けたし、何も問題は無かった。 「まあ、動物の場合、ほんとにダメになったら、動かなくなるだろうから、 ちゃんと自分からどんどん歩いているから、大丈夫なんだろう。」 「年が年だし、足も痛くないわけないんだろうけど、普段の散歩では歩きたくなくても、 こういう所だと多少痛くても、歩きたいんだろう。歩きたいという気持ちの方が強いのかも。」 「歩きたがってるうちは少しでも歩かせた方が良いだろう。」 「無理しないでいると、どんどん老けるだけだし、多少無理しても、刺激がある方が良いだろう。」 「なんとか時間を作って、出来るだけ山に連れて来てやろう。 もう後が無いのだから。」 と、言う事になったんだ。 |
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