だっちゃん近影


雪山気分  2005/01/09

その2へ 


あんまりだっちゃんが元気なんで、急遽、山に行こうって事になった。


だっちゃんちでは、犬連れで出かける山を選ぶ大事な点は、何がなんでも一番は駐車場だ。
犬は電車やバスに乗せて貰えないから、どこへ行くにも車で行かなきゃいけないものね。
駐車場がある程度の台数分がある事が一番大事だ。

2番目は、トイレがある事。これも大事。人間はトイレが大変だものね。
コンビニとかでもトイレは貸して貰えるけど、でもやっぱり駐車場にトイレがあるのが一番気兼ねないし、出発前にトイレを済ませると安心だって。

3番目は、道標がちゃんとあって、道がわかりやすく、迷いにくい事。
楽しんで歩いているうちに道を見失うとか、間違うと怖いものね。だっちゃんは犬だけどぜんぜんあてにならないし。
どんな所でも山は山だから、街とは全く違う、わかりやすいのが大事だよね。

後は、歩いて楽しい事かな。
色々な変化に富んでいて、その時の状況によってコースを変えられたら一番いいね。

って、事で、また奥多摩に来たんだ。
この前行った御岳山のハイキングコースがとっても気に入ったから、今度は三頭山に登ろうって。

都民の森駐車場は、駐車場代無料、利用可能時間8時〜17時30分、トイレもあるから安心。売店もある。
この辺りは、道標もあちこちにちゃんとあるし、色々なコースがあって状況に応じて楽しめるから気に入ったんだ。


桧原村の都民の森駐車場までは、とても遠かった。
細い曲がりくねった道路の両側に雪があるし、日陰の道路は凍ってるし、ゆっくり慎重に進んだから、思わぬ時間が掛かった。

お天気は良かったけど、風が強くて寒かった。着いた時の気温は日向でもマイナス2度。

予定では、鞘口峠から、三頭山に登って、見晴小屋、三頭山中央峰、西原峠分岐、三頭大滝、駐車場に戻る。と計画したけど。。。
さて、どうなるのかな?

身支度して、さあ出発。



最初はこんな道。


森林館だの木工センターだの、色々あった。


さあ、どんどん行ってみよう。

 鞘口峠に着いたら、山の北側になるせいか、日陰ですごく風が強くて寒い。
三頭山へのかなり急な登山道はつるつるに凍って上に雪が積もってる。

細い登山道を登り始めたけど、かなり大変。風が強いから吹き飛ばされそうになる。高い所が怖い人には、かなりきついと思うよ。
だっちゃんと親分は、後先考えないで、わっせわっせって登って行ったんだけど、登る気充分だったんだけど。。。
「これ以上進めない、って事になったら、どうやって降りるんだ。万が一頂上まで登れたとしてどうやって降りるんだ。装備が無いからここは無理。」って言われて。。。。

しぶしぶ断念。

ここは相当大変だったらしくって、写真が一枚も無いんだよ。
写す余裕が無かったんだね。




一旦下に降りて、別の道を探す事に。

色々な動物の気配で、ワクワクするんだ。



けっこうすごい雪だね。

こんなに雪があるなんて思わなかった。




なぜか囲炉裏がある小屋(?)があった。

さっさと入ってポーズを取るだっちゃん。
呆れて見てる親分。

秋田犬の雰囲気にピッタリだと思ったんだ。
写真を撮るのにいいよね。
気を利かせてあげたんだ。

囲炉裏がコンクリートなのがちょっとね。


里山の道に行ってみた。

ここは南斜面だから、風も無いし、日が当たって暖かい。雪もほとんど無い。

道はけっこう細くて、片側は崖になってたりする。
写真の足元の木の下も崖なんだ。


気持ちよく歩ける道だよ。


所々に、丸太を組み合わせた木の橋がある。
見た目のわりにしっかりしてて揺れないから、だっちゃんは渡れるよ。


こんな景色。

気持ちいいよ。



ところどころに残雪がある。
だっちゃんが雪の中や冷たくて強い風のなかでも、ちっとも寒そうじゃないんで、
「毛皮って凄いな。たいしたもんだ。」だって。

「暖房無しの寒い日も心配いらない、って事だね。」
「当たり前だ。犬だぞ。犬が寒いなんて事あるか。」

感心して、なんか色々言ってたよ。



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