だっちゃん近影


玉原高原でスノーシュー  2005/01/29


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 しばらく間が開いてしまった山遊び。
ぐずぐずしてると、冬が終わってしまうよ。

年を考えると来年の冬は、だっちゃんはもう遊べないかもしれないんだから、なんとか今年中に、楽しみたいよ。
って、事で、雪がいっぱいあるところへ行って、スノーシューをする事になった。

今回の新兵器は、ハンディGPS。GARMIN eTrex VISTA C
日本語版は高いんで、ケチってオークションで英語版を手に入れたんだ。
カシミール3Dでルートを造って入れて来たよ。

道が無い雪の中で現在地がわからなくなった場合、来た時のトレースを辿って戻れば大丈夫だけど、雪が降ってトレースが消える可能性もあるものね。準備は怠りなく、って事で、これがあれば安心かな。



9時20分、張り切って出発。
キッズゲレンデの脇から林の中へ。

子供達に、「ワンちゃん、お散歩に行った。」
「ワンちゃん、頑張ってー!」って声援を受けたよ。

スノーシューのトレースがけっこうあったんで、最初は楽だった。
楽すぎて、物足りない、なんて思うくらいだったんだ。


昨日の天気予報では、今日は曇り時々雪だったけど、今日は快晴になった。
風も無くて、スノーシュー日よりだよ。


しっかりしたトレースがあるんで、だっちゃんは先頭でどんどん進む。


なんの足跡だろう?

犬の足跡みたく、後ろ足が前足の跡に重なってる。


気持ち良くて、気持ちよくて、どんどん行くよ!


誰も居ないし、雪がすごいし、これじゃあどこへも行けないだろうし、行く気もないだろう、って事で、リードも外して貰った。

確かに、どこへも行く気になれないよ。


トレースを外したら、とたんに埋もれるんだもん。


でも、楽しいよ。


元からついていたトレースともだいぶ前に別れて、だっちゃん達は、北上。
こんなとこをどんどん登って行ったんだ。


自分達だけで進むのはなかなか大変だよ。
だっちゃんは勿論埋まるし、体重が重たい大親分は、スノーシューでもけっこう埋もれるんだ。


胸でかき分け、かき分け、進む感じだもんね。
でも、足には柔らかくていいんだけど。


親分が先になると、だっちゃんは埋もれ過ぎるよ。


とたんに歩みが遅くなるんだ。


大変過ぎるよー

周りの景色を眺めながら、雪を楽しみながら、ゆっくり休み休み、進んだ。


何か気になる物を発見しただっちゃん、進んでみたけど。。。。


雪が深くてすぐに諦める。


だっちゃんが進むのが大変なんで、時々、先頭を交代。
大親分は、時々膝まで埋まって、悲鳴を上げてる。
もう少し大型のスノーシューにしなきゃダメかな。
親分は楽々、余裕。


静かでとっても気持ちいい。


取りあえずの目標、地図上の1323m地点に行ったけど、GPSの標高は、1330mを越えていた。雪があるせいかな。まあ、あんまり正確ではないらしいけど。

木の間から谷川岳が見えた。

 カシミール3Dで親分がルートを作ったんだけど、
ところどころに設定するWayPointの名前をキチンと決めなかったもんだから。

途中で、作ったルートの分岐を別の所と勘違いしてしまったんだ。

地図と、コンパスと、GPSを見比べ、なんか変だ?変だ?
と、首を傾げたんだ。

大親分は、周りを眺め地図とコンパスを睨み、「そのGPSは信用ならん、地図とコンパスがあればいい、ちゃんとわかるじゃないか。」って。
勘違いに気づいた親分、
「GPSが信用ならないんじゃなくて、名前の付け方に問題があったの!!今度はちゃんと規則を決めてつけるから!!」と反論した。

信用ならないのは、GPSじゃなくて、親分だって事だね。

勘違いは、すぐに気が付いたから、問題は無かったんだけど、次回に生かして貰わなきゃ、ね。
漢字が使えないから、ローマ字だけでわかりやすく、と考えたのが、逆に拙かったようだ。

まあ、だっちゃんのワンコGPSもあるから、いざとなれな、ちゃんと元の駐車場まで案内してあげるけど、
だっちゃんのワンコGPSは評判が悪い。

だっちゃんは遠回りが大好きで、真っ直ぐ歩けばすぐのとこでも、なんとか遠回りしていっぱい歩こうとするタイプだもんね。
まっすぐはナビゲート出来ないんだよ。
でも、散歩で迷っても、いつもちゃんと家に帰ってるからいいよね。


でも、大親分は地図をだいぶ読めるようになったんだよ。
候補の山を決める時に、地図をしっかり検討して地形を考えて大丈夫そうな山を選ばなきゃいけないからね。

地図は絶対にいるし、GPSもあると安心。
両方あるのがいいんだよね。
ワンコGPSも最後のお守りだよ!


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