だっちゃん近影


牛王院平から唐松尾山を目指すも。。。  2006/04/22


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 だんだん山は花の季節になって、だっちゃんたちが行く山の選択に困って来た。
花は見たいけど、花の時期には人が多いだろうから、避けなきゃいけないもんね。

雪が無くて、花は咲いてなくて、登りやすい山。
しかもコースタイムはそれなりに欲しい。
最近、だっちゃんは3時間くらいだと満足しなくなってる。休憩を入れて5,6時間くらい、って事は、コースタイム、4時間強のところがあるといいんだけど。。。

そんな難しい条件にかなう山はあるのかな?
ダメかもしれないけど、唐松尾山に行ってみよう、って事になった。

ダメでもともと、途中の山の雰囲気はとても良さそうだから、その雰囲気を楽しんで歩けばいいよね。


って、事で、一ノ瀬の民宿しゃくなげさんに駐車させて貰って、
7時20分、張り切って出発したんだけど。

登山道の入り口を見落として、どんどん歩いてしまった。
どんどんどんどん歩いて、このままじゃあ、中島川橋についてしまうー!!ってところで引き返した。

親分はGPSにルートを入れて来てるんだから、さっさと見たら良かったのに!
ザックの肩にケースを取り付けたので、出すのが面倒くさい、なんて言って出さなかったんだ。
それに林道を少し先へ歩く、と思いこみもあったし。
ここに来てようやくGPSを出して、正しい道へ。
何やってるんだか。


8時、ようやく登山道に入った。
って事は、ええー!!40分も林道を歩いてしまったのか。
民家の脇で、けっこうわかりにくい入り口だった。



最初は車の通れる広い林道。
けっこう急かも。

雰囲気はいいけど、石ころが足に痛いよ。
それに今日は暑いね。

なんとなくみんな不機嫌。
やる気無くてれてれ歩いた。


道に水か流れてた。
とっても綺麗な水。


8時35分、ようやく道標があった。

ここで、将監小屋への道と、牛王院平への道に分かれる。
だっちゃん達は林道が嫌だから、牛王院平への道へ進んだ。


こんな道標もあった。
ここは七ツ石尾根。


最初は広い道。


ちょこっとアルプスが見えた。


だんだん道が狭くなり、急になる。


落ちてた枝。

この穴はキツツキが開けたのかな?
それとも人間?

でも、たぶんキツツキに違いない、って音が聞こえた。


9時10分。小休止。

なんとほんの2,3分腰を下ろしただけなのに、だっちゃんのお尻にはダニが3匹も付いてたんだ!

すぐ取ったし、これ以後はつかなかったから良かったけど。


だいぶ登ったんで、アルプスがさっきよりいっぱい見えるよ。


いい雰囲気。

親分は、「熊が居そうだよね?居るよね?絶対居そうだよね?会ったらどうしよう。だっちゃん頼んだよ。」と騒ぐ。

熊に会ったら、どうしたらいいんだろうね?
まあ、3体1だし、向こうか逃げるんじゃないかな。。。


どんどん登るよ!
土が軟らかくて、歩きやすい。


木の間から、富士山も見えた。


だっちゃんはこういう山が大好きだ。
元気が湧いてくるよ。


先頭を進んでは、待ってるだっちゃん。

親分は登るのに飽きて文句ばっかり。
気短な人は、急な所を一気に登るのはいいけど、ダラダラ登りがきついらしい。


鹿が囓った跡だと思う。


雪が残ってた。


9時57分、牛王院平に到着。

ちょっと偉そうなだっちゃん。


10時8分、山の神土。
ここまではなだらかな楽な道だった。

ここで、白石山への道と、唐松尾山への道と、水道巡視路とに分かれる。
だっちゃん達は、唐松尾山を目指す。


だけど、こっから先は、けっこう凄いよ。


だっちゃんはこういうとこも大好きだから、


どんどん進んじゃうけど。


ここは道に木の根っこ。


張り切ってどんどん行ってしまうだっちゃん。


丸太の橋があった。
かなり高い所に架かってて、長い。

丸太の間の隙間がけっこう開いてるし、だっちゃんは渡れないんじゃないか、と思われた。

うちの人間は、今日はここまでかな?と考えた。


なんて事ないよ。
だっちゃんは渡るよ。

慎重に、慎重に、足を隙間に落とさないように。。。


ハラハラ見てる人間。
ダメそうなら連れ戻そう、と思ったらしいんだけど、

だっちゃんは、エイヤッ!!って渡ったよ。
最後は走って向こうに行った。

人間は、「おおーー!!渡ったー!!」と驚いていた。

へへん、これくらい軽い、軽い。
この前の山で傷ついたプライドが回復して、大得意のだっちゃん。


あれよあれよ、と言う間に、だっちゃんが渡ってしまったんで、往きは写真を写せなかった。
この3枚は帰りに写した写真だよ。


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