犬 の 詫 び 状

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161.続、老犬の日々
2009/12/02
続、老犬の日々 

 だっちゃんが年を取るごとに、

「老犬ってこうなるんだー!」
「年を取ったからだね。」なんて言っているうちの人間達だけど、

まだまだ認識は甘い。

ひょっとして、若い時と同じに考えてるんじゃないか、と思う時すらある。


まあ、そんなだっちゃん自身、自分ではちっとも年を取った自覚も無いんだけど。
若い頃と同じように動こうとしては、

変だなー?
なんか変だなー?
体が思うように動かないわ?

って、思うだけで。
  
老化は加速度的に

 うちの人間達が言う。
「この半年、あれよあれよ、と言う感じにどんどん老けていく気がする。」って。

しかも、老けるスピードが、どんどんどんどん速くなる気がする、って。
一月一月、驚くほどの違いだ、って。


5月の上旬に倒れる前は、まだまだ元気だった。
年を取ったとは言え、うちの人間達にもあまり老犬だという意識も無かった。
確かにお尻は丸まって来たし、足腰が痛くて歩くのをぐずる時もあったけど、

でも、遠くのお店まで急ぎ足でどんどん歩いて行ってたし、
毎日若い頃とあまり変わらない距離と時間を散歩してたし、
まだまだ元気だった。

生活全般、若い頃とほとんど変わってはいなかった。


それが、倒れてからはあきらかに変わった。
立てない日々があったと言うのも勿論だけど、それだけじゃない。

一番変わったのは、散歩でしゃかしゃか歩かなくても怒られなくなった。
だっちゃんのペースに合わせて歩いてくれるようになった。

たらたら歩きをなにより嫌うせっかち人間なんで、軍隊の行進のように歩かなきゃ機嫌が悪かったのに、
今では、だっちゃんのペースに合わせてくれて、
だっちゃんがのたのた歩けば、人間ものたのた歩き、
だっちゃんが立ち止まれば、人間も立ち止まる。

これって、すんごい事なんだよ!


こうやって、少しづつ少しづつ、
お終いの日に近づいて行くのかな?


最近ではしっぽが上がってる事の方が珍しい。


こんなとこは昔と変わらないような気もするけど、


後ろ足がずいぶん弱って、お尻が細くなったよ


それでも昔と同じように行動したり。

(11月14日、塩沢石打SAで)
ご褒美作戦 

 前回の詫び状で、だっちゃんが倒れてから、おしっこが漏れちゃう日が多くなった話を書いたけど、
最近のだっちゃんは、漏らさない日が多いんだ。
てか、ほとんど漏らさない。
パンツも必要が無いくらいなんだけど、万が一の用心のためと、
腰が暖かいから腰の保温のためにいいだろうから、って履いてるんだ。

どうしてそうなったかって?

読んだらきっと、あまりに馬鹿馬鹿しくて、
だっちゃんとうちの人間のあまりの単純さに呆れると思うんだけど。



だっちゃんを日々観察していた親分、
どうやら良い意味で緊張感を持って過ごしていると漏らさない。
のんびり緊張感無く暮らしている日は漏らしやすい、と気が付いた。

なら、楽しみを作ればいいのでは?
散歩が待ち遠しい、散歩でしっこをするまで待とう、って楽しく待てるような事を作ればいいのでは?
と、考えた。

って、事で、ご褒美作戦。

外でしっこすると、その時にしか貰えない、美味しいおやつが貰えるようになった。
どんなおやつかって?

手作り焼き鳥風味ジャーキー。

鶏肉を薄く切って茹でて、焼き鳥のたれをほんの少し塗って干す。
ほのかに匂う焼き鳥のタレの風味が、春まで行ってた商店街の焼鳥屋さんを思い出させて、
だっちゃんは大受け。

欲しくて欲しくて、散歩で頑張って歩くんだけど、
そういう時は、普通の散歩のおやつしか貰えない。(普通はビスケットタイプ)

どうやったら貰えるのかな?って思ってたら、しっこしたら貰えるんで、
だっちゃんはすぐ覚えた。

んで、しっこすると、
だっちゃんしっこしたよー!
早くちょうだい!!

って、催促するんだ。

どうせしっこするなら、なんとか我慢して美味しいジャーキー貰った方が良いもんね。

って、事で、ご褒美作戦は現在のところ大成功だ。
 
丑三つ時の恐怖

 しっこはご褒美作戦で、なんとかクリア出来そうになったけど、
高齢化の波は更に押し寄せて来る。

日々、後ろ足が弱って来て痛みと合わさって、うんちのポーズを取るのは難しくなって来た。
犬のウンチのポーズは、かなり後ろ足の力を必要とするんだよ。

倒れてすぐの頃は、体に力は入らなかったけど、まだまだ後ろ足はなんとかなって居たので、
手拭いを腰に巻いたり、歩行介助ハーネスを付けたりして、今までと変わらずにちゃんと済ませていた。


だけど、夏くらいから、足の痛みが酷くなって、更に筋肉も弱って、
うんちポーズを取るのがどんどん辛くなって来た。

辛いから、出来るだけ後回しにしてしまうようになったんだ。
我慢出来る間は、我慢してようって。

なので、お腹が快調の時は、何も問題は無いんだけど、
お腹が緩くなった時には大問題になるんだ。


今までなら、お腹が緩くて、散歩の時間外にうんちが出そうな時は、
ピーピー泣いて外に出して貰っていたけど、
ここでも、なんとか我慢しよう、まだまだ我慢しよう、ってなってしまって(無駄な努力はするな、と言われるけど)

何かの拍子に(例えば、ドサッ、って勢いよく伏せた時など)にうんちが出ちゃう、という事になってしまった。

散歩でうんちを済ませて来て、それでも漏れちゃったんなら、うちの人間達は怒らないんだけど、
散歩でうんちをしないで帰って来て漏れちゃった場合は、すんごい怒る。

「なんで散歩できちんとしてこないんだ!!」
「ちゃんと済ませて来て、それでも漏れちゃうんなら仕方ない。
でも、しないで漏らすのは腹が立つ!!ちゃんと連れて行ってやってるのに!!」って。

そんな事が、今までに6回くらいあった。


しかも、最悪な事に、そのうち3回は、午前3時。

夜7時に晩ご飯を食べてから8時間。ちょうどそんな時間。
お腹が快調な時なら、余裕で我慢出来るんだけど。
お腹が少し緩い時でも、今までならちゃんと我慢出来ていたんだけど。

そのつもりで、だっちゃんは我慢して我慢して。。。。。


うちの人間達が寝るのは早くて12時過ぎ、遅いと2時過ぎる。
2時過ぎに寝た場合、ちょうど、うとうとして、眠ったのか起きてるのかわからないような状態の時に、
なんだかごそごそ動き回ってる、と人間が目を覚ましたら。。。

うんちが漏れていたら。。。

いっぺんで目が覚めるし、その後の展開を考えるとがっくりする。
まだまだ出るかもしれない、と思うと、丑三つ時の散歩に出かけるはめになる。

出かけても、しっこはしてもやっぱりうんちをしないで、ただ歩くはめになり、
もう少し歩いたらするかも?
もう少し歩いたら。。。

なんて事で、普段の散歩と同じくらい歩くはめになり、
結局散歩では、うんちをする事なく帰ってしまい。。。
またまた、我慢して我慢して。。。。

悲劇はまた繰り返される!!


んで、以後は、『ホトトギス作戦』、に続く。
 
ホトトギス作戦とは如何に?

 丑三つ時に、3回起こされたうちの人間達。

そんな時間に起きて散歩に連れ出したり、片づけをしたり、
ようやく落ち着いても眠気はすっかり飛んでしまい、横になってももう眠れる時間は僅か。
睡眠不足になるし、腹は立つし。

うんちが漏れちゃったら、お尻を洗ったりなかなか大変なので、
しっこが漏れた時よりも、ずっと深刻だ。


腹は立つけど、怒ってるばかりじゃ、何も解決しない。
年だから仕方ない、よしよし、って言ってたら、このままずっとこうなってしまう。
犬だって、楽な方が良いに決まってるんだから、
散歩で痛い足を我慢してウンチポーズを取ってがんばってうんちをするよりも、
家の中で伏せたままうんちをした方が楽に決まってる。

一度でも、それで良し、と人間が考えたら、絶対にこれが定着してしまう。
トイレを外で済ませるというのは犬にとって、少なくともだっちゃんにとっては大事な事だったのだから、
最後まで、なんとか、そのまま通してやりたい。

これは、なんとかしなければ!!

と考えた親分。



しっこの時と同じのご褒美作戦はダメだった。
だって、しっこの時よりもうんちの時の方が足が痛いんだし、
しっこで貰える物を、わざわざもっと我慢してまで貰おうとは思わないよね。


んで、腹を立てた親分は、


「やっぱり足が痛いから」ってのが一番の問題だろう、
手拭いや介助ハーネスじゃ、足腰が定まらなくて、うまく力が入らないのかも?
もっと、がっちり補助してやれば、ちゃんとするかも?

「もうこうなったらホトトギス作戦だ!!
出さぬなら、出させてみせよう、今日の〇〇。」

散歩でうんちをしないで家に帰り着いてしまったある日、
家に入る前に、だっちゃんがウンチポーズになるように、後ろ足を片手でがっちりサポート。
お尻の穴をつんつん、って刺激した。

だっちゃんは吃驚した!!
そんなのヤダよー!!

って、抵抗したけど、がっちり片手で後ろ足をホールドされているし、
お尻をつんつんって刺激されて、ずっと我慢してたうんちがぽろり、と出てしまった。

「やったー!!大成功!!」

親分は喜んだ。
喜んで、焼き鳥風味ジャーキーを二つくれた。


んで、翌日、またまたうんちをしないまま帰ったしまった日、
親分は、「朝にウンチをしたし、晩はしないでも大丈夫かな?」と考えて、
だっちゃんを引っ張り家の中に入れようとしたんだけど、
まだ家に入りたくないだっちゃんは抵抗した。

んで、改めて気づいたんだけど、抵抗ポーズとウンチポーズはけっこう似てる。

すばやくそれを見て取った親分、
またまた後ろ足をがっちりサポート。

まあ、それならそれで、足が楽だったんで、
だっちゃんも抵抗しないで、すんなりうんちをした。

「よしよし、えらい!!
ちゃんと覚えたのかな?えらいぞー!!」って、またまた焼き鳥風味ジャーキーを二つくれた。

なので、だっちゃんも、家の中で漏らしちゃって怒られるより、
こっちの方がずっとましだな、って思った。


褒められるのはいいんだけど、その後で、

「年を取るといいね、外でうんちしたり、しっこするだけで褒められちゃうんだもんね。」
って、嫌みを言われるのは、勘弁して欲しい。


ラーメンの時は、ソワソワして待ちかまえる

私にも少し下さい。。。


ラーメン大好き!
うまい!


こんなしてるからお腹が緩くなるんだろう、って?
豚の脂だもんね。
おまけに、貧血があるだっちゃんは、ネギが入ってるからダメ、って事で、最近では少ししか貰えない。
やっぱり自力は良い

 ホトトギス作戦が的中して、毎日散歩の最後にサポートされながらうんちをしていただっちゃんだけど、

ある日、散歩の最中に、昔と同じように、自力でうんちした。
自分でもすんごい得意だったので、

ふんぞりかえって、おやつちょうだい!!って催促した。

「まー、自力でうんちしただけで偉そうに。
最近、足の調子が良いのかな?」って、喜んでたよ。

介助されたり、自力でしたり、まだなんとかなってるよ。
 
パンツレポート

 トイレネタばかり続くけど、老犬にとっては切実な事だから、まあ、しかたないね。

だっちゃんが色々履いてみた紙おむつレポートだよ。

でも、だっちゃんの場合はって、だけで、犬それぞれ、オスメスでも違うだろうし、
体格や体型、体調、性格、生活状況が違うから、みんなの役に立つ、って事はないだろうけどね。
あくまでだっちゃんの場合は、って事でね。



まずは、倒れた時、紙おむつをしないで、ペットシーツの上に寝ていた時の事。

漏らしたおしっこが肌を伝って、お腹や内股がかぶれてしまったんだ。
毎日お腹や内股を拭いていても、かぶれてしまったんで、
アトピーのだっちゃんは、ペットシーツの上にそのまま、ってのは、拙かった。
肌が大丈夫で、動き回らないタイプの犬なら、これが一番良いんだろうけどね。



んで、まずは犬用パンツ、紙おむつ

最初に履いたのは、

ユニチャーム ペット用紙おむつ(大型犬用) LLサイズ 5枚入

 これはかなり大きい。

だっちゃんがまだ25キロあった時でもかなり大きかった。
もっと大きい犬用だね。かなり太った犬でも余裕じゃないだろうか?
だっちゃんが履くと、ぶかぶかごわごわ、ってなってしまい、これはダメだって事になった。
防御力はかなり高そうで、きちんとサイズが合う犬が使うと、うんちも大量のおしっこも大丈夫なんじゃないかな?たぶん。
着用は楽。


JOYPET(ジョイペット)ペットの紙パンツ 生理用 LL 6枚入

 これは同じLLサイズでも、ユニチャームのよりも小さいし、作りも簡単な感じ。
値段もユニチャームのよりも安い。

だっちゃんが25キロで、毛がフカフカの時では、マジックテープを止める時に、きちきちという感じだった。
そして、ユニチャームのよりももっとすっきりしてる。足回りも緩い。
なので、おしっこの量が多い犬にはダメかも?
うんちはどうだろう?(これを履いてる時に、うんちを漏らした事が無いからわからない。)
25キロでも毛が薄い時期や、22キロになってからは、ちょうど良いサイズ。
たまにちょっと漏れちゃう、程度の時に、たまに履く程度なら、着用が楽なので良かった。


犬用の紙おむつ、紙パンツは、吸収する部分以外の所が、けっこうごわごわしてる。
それが肌の弱い犬には辛い。
何日か続けて履いたら、擦れて肌が爛れてしまった。
でも、しっぽの穴が開いてるし、しっぽの穴から漏れないので、これはすごく楽。
安心感が違うらしい。
一時的に履くには楽だしとても重宝。




んで、人間用の紙おむつを色々物色してみた。
人間用は、しっぽの穴を開けて着用するので、
しっぽの穴を補強しないと、どんなに吸収力自慢の物でも、運が悪いと漏れる。
それは仕方ないと割り切るか?、面倒でも補強するか?
うちはとうぜん、仕方ないと割り切る派。
しかも、しっぽの穴は、十文字にハサミで切るだけ。

サイズは、ゆるすぎるとずり落ちて、しっぽの穴からおしっこが漏れて、
しっぽの穴の切り口のポリマーがモロモロと床に散らばる事になる。
しっぽの穴から漏れなくても、足回りが緩くてずれて漏れる、と言うこともある。
きっちりしたサイズのパンツだとずり落ちないしずれないので、おしっこは漏れないけど、
うんちの時にはべったり貼り付く事になるので、危険。

ちょうどよいサイズを選ぶのが一番重要。
ちょうど良いサイズだと、ほとんど漏れない。


素材は、吸収体以外の部分も柔らかいので、肌の弱い犬も安心。
かえって、漏らしてもすぐ吸収してくれるので、紙おむつ無しでペットシーツの上にいる時よりも爛れなくて良い。



まずは幼児用

【グーン】[GOO.N]スーパーBIG28枚 テープタイプ
適応体重:16〜35キロ

 テープ止めタイプなので、着用が楽。
 幅はちょうど良かったけど、股上が短くて、しっぽの穴を開けて着用すると、
ずり落ちそうで落ち着かなかった。(以外にずり落ちないもんだけど)
厚手なので吸収力はけっこうあるけど、着用するとなんとなくゴロゴロしてる感じ。
うんちの場合は不明。



【グーン】GOO.NスーパーBIGパンツ 14枚入り パンツタイプ
体重目安:15!35キロ

 パンツタイプなので、着用は大変だけど、履いた感じはテープ止めよりも安定して、
見た目もテープ止めタイプよりもすっきりしてるけど、やっぱり厚手なので、なんとなくゴロゴロした感じになる。
股上がもうちょっとあれば。。。
こちらもうんちの場合は不明。



グーン(GOON) すっきり決まるパンツ 女の子用
ビッグより大きいサイズ28枚 (パンツタイプ)
体重:13〜25キロ

 体重が22キロになってしまった時に、値段に惹かれて試しに買ってみた。
やっぱり小さい。
股上が短いのは覚悟の上だったけど、幅もきつそうに見える。
スーパーBIGよりも薄手なので、履いた感じはすっきりして良い。
吸収力はまずまず。漏らすおしっこの量がそんなに多くない場合は良い。
きっちりサイズなので、しっぽの穴からもおしっこが漏れないのは良かった。
うんちは、1度着用中に漏らした事があるが、きついのでお尻との間に空間が無く、おしりに付いてしまって大変だった。



んで、幼児用はもうこれ以上大きいのは無さそうなので、大人用の紙おむつを物色。
大人用は股上が長いので、しっぽの穴を開けても安心。


ユニチャーム、うす型軽快パンツ M22枚下着のようなはき心地 と、
同じく、ライフリー、大人用履くパンツスリムタイプ、Mサイズ、Sサイズ と、
リフレはくパンツスリムタイプ Mサイズ


 しばらく履いた。近所のドラッグストアにはMサイズより小さいのが無くて、最初はMサイズを購入。
さすがに大人用は大きいけど、ぐるりとギャザーが入っているので、ずり落ちるほどでは無い。
22キロに痩せてからは、ぶかぶかになってしまい、足回りが緩すぎるようになってしまった。
寝てるかっこによっては、パンツがずれてしまい、下に漏れるようになり、Mサイズを諦める。
ライフリーのSサイズも試したけど、やっぱり大きい。(リフレのSサイズよりも大きい感じ)

うんちは、このパンツを履いている時に、3回くらい漏らした事があるけど、
パンツのサイズが大きかったので、うまいぐあいに、ちょうど股の空間になった部分にうんちが入り、
お尻は綺麗なままだった。(たまたま運が良かったのだろうけど。)

ささいな事だけど、ライフリーは、拡げた時に、なんとなくよじれた感じなので、
しっぽの穴を開ける時に、見てすぐ中心がわからない感じ。毎日だと面倒に感じる。


ライフリー、ズボンを脱がずに交換リハビリパンツM14
ひざまで下ろせば簡単交換パンツ
Mサイズ

 これはドラッグストアに試供品で置いてあったので、すばやく貰って来た。
両脇にテープが付いていて、楽々交換できるとのうたい文句に惹かれたのだけど。

でも、寝たきりのほとんど動かない場合は良いのかもしれないけど、
寝返りうったり動き回ったりする場合には、 テープがすぐ剥がれてしまって、向かない。
すぐに断念。
着用が楽なのは魅力なのだが。。。



んで、現在はと言うと、
ネットで、リフレの紙おむつを扱うお店では、サンプルをくれるんだ。
色々の製品を試してみる事が出来る。
うちも何種類か貰って、試してみたよ。
紙おむつを考えている場合は、ぜひ、サンプルを貰って試してみる事をお薦め。
試してみなきゃ、合うか合わないか、わからないもんね。


んで、試した物。

リフレテープ式パンツタイプ簡単テープ止め横モレ防止 Sサイズ


 同じサイズでも、パンツ式より、ずっとずっと大きいような感じ。
これはほんとの寝たきりの人用だね。
だっちゃんには大きすぎた。テープも止められないくらい大きかった。
なので、着用した感じはわからない。



リフレはくパンツスリムタイプ Sサイズ

上でも書いたけど、同じSサイズでも、ライフリーのSサイズよりも小さい感じ。
こっちの方がしっくりくる。
しっぽの穴を開ける時も、真ん中がわかりやすくて楽。
ゆったりめに履くならSサイズでも良いかな。
毛が抜けてしまった時期なら緩すぎると思うけど。


リフレはくパンツスリムタイプ SSサイズ

んで、これが今のだっちゃんにはベストサイズかな?
ちょうど良いかも?

って、事で、しばらくは、リフレのSサイズとSSサイズを併用しながら様子見するつもり。


ゆるすぎなくて、きつくもなくて、ちょうど良いサイズのパンツは、漏れないし、
お尻の周りを覆って暖かくて腰にも良いんじゃないかと思う。

しばらくはこれで行こうと思うけど、これ以上痩せちゃったら、またまた幼児用に逆戻りかな。
これ以上痩せないように、祈ろう。


パンツ着用であちこち好きに移動。
肛門腺に気を付けよう

  お尻が痒くなってしまった。
痒いからなんとか掻こうと、お尻を床に擦りつけてジタバタしてしまうんだけど、
「まるでカエルがのたうってるようだ。止めろ!」、って言われる。

んで、病院で聞いたら、肛門腺が溜まってるせいじゃないか、って事で、
早速絞られてしまった。

どっさり出た肛門腺に、やっぱりだ!って。
年を取ると、うんちの時にしっかり出せなくて、どうしてもたまりやすくなるんだって。
これからは定期的に絞った方が良い、って、

そう言えば、だっちゃんも後ろ足が弱ってから、うんちポーズでしっかり踏ん張れなくなった。
最後までしっかり踏ん張れないので、うんちの最後に肛門腺からちょっと出る分泌液もなかなか出なくなったんだね。

老犬は、肛門腺にも気を付けよう。
  
床は何が良い? 

 だっちゃんが若い頃はずっとフローリングのままだった。
抜け毛が舞っても掃除が楽だしね。
だっちゃんが走り回って、床は傷だらけになったけど。

少し年を取ってからは、足に良いように、ってジョイント式のコルクマットを敷いた。
んで、あれから数年、コルクマットが汚くなって、さてどうしたものかと悩んだ。

コルクマットは確かに足に良さそうだし、冬も暖かいからいいんだけど、
問題は、汚くなったらどうしようもない、ってとこかな。

汚れたとこだけ取って洗えるという事になってはいるけど、
何度か取っているとそこだけ伸びてくるし、色も変わってくるし、
どんどん見た目が悪くなる。
おしっこを漏らした時も、コルクマットの継ぎ目から下にまでまわってしまうし、
今の状態ではコルクマットもダメかな、って感じになった。


んで、色々考えた。

カーペットは良いけど、大きすぎて洗えないからNG.
コインランドリーに持って行って、大型洗濯機で洗ったとしても、しょっちゅう持って行くのは面倒だし。

って、事で、楽に洗える程度の大きさの部分敷きのカーペットやキッチンマット、お風呂マットを敷き詰めてみた。
汚れたら汚れたとこだけ洗えば良いから楽だし、いつでも家で洗える。
でも、最初は良かったけど、洗濯を重ねるうちに裏の滑り止めがダメになって、
歩くたびにずれるようになってよけいに危険になった。

キャンプ用の銀マット
ホームセンターとかで売ってる、裏がアルミシートの青いマット。
青い部分を上にして敷くと、すごく楽に立っていられる。
他の所では立つのが面倒な時も、この上でならいつまでも立っていられる感じ。
これはなかなか良い。

だけど、青い部分はすごく柔らかいので、爪で簡単に傷がつき、すっごく汚くなる。
まあ、消耗品と考えて、次々新しくするには良いのかな。


んで、うちと同じく老犬介護を頑張ってるママさんから教えて貰ったのが、
ヨガマット。
これも良さそうだよ。

年とともに、立ってるだけでも大変になってくるけど、
色々工夫して貰って、がんばろう!
 

キャンプ用の銀マットは足に優しくていいんだけど、
爪で傷ついたとこが汚くなるのが難点。

そう言えば、足が弱る前は、こんな風に前足を拡げて伏せる事は無かった。
外耳炎の予防に

 去年の春からずっと外耳炎に悩まされていただっちゃんだけど、
ついに良くなったよ。

いつも良くなった、と思ったら、またぶり返し、って感じになかなかすっかり良くならなかったんだけど、
ここんとこずっと綺麗なままだ。
ぶり返す事も無い。

んで、雨が続きそうな天気予報の時、
またぶり返したら困る、ってんで、耳を点検したら、耳の中の毛が伸びていた。

転ばぬ先の杖、って事で、病院に行ったついでに、耳の中の毛を刈って貰った。
耳の中の毛が伸びて、雨で濡れて蒸れて、外耳炎になるパターンも多かったからね。

読みは見事に当たって、
雨続きでも外耳炎がぶり返さなかった。

見た目はちと悪いけど、これで外耳炎にならないなら良いよね。

もし、外耳炎がなかなか治らなくて、耳の中の毛を刈った事が無いなら、
病院で相談して、刈って貰うといいかも。


パッと見はわからないけど、
耳の入口の毛を刈られてる。
なんとなく変。
めげず、懲りず、顧みず 

 うちの人間達が言う。

この年で元気なのはやっぱりすごいことだ。
ちゃんと朝晩散歩して、散歩もほんの少しってわけじゃなく、
へたしたら、そのへんの若い犬よりいっぱい歩いてるのもすごい事かもしらん、って。

あちこちぶつかりながら、躓き転びながら、階段から転がり落ちながら、
それでもめげず、毎日歩いてるのもすごい。
人間の年寄りなら、あっさり骨折して寝たきり一直線コースだろうに、
犬は最初から手をついてるだけに、転んでもダメージが少ないのか?、って。

んで、

そう考えてみると、元気の秘訣は、この性格かも?

階段から転がり落ちても、めげず、なにくそー!と起きあがり登り切る負けず嫌い、
どぶに落ちても懲りず、匂いを嗅ぎたさに、また足を踏み出す好奇心、(学習能力が無いとも言う)
怒られても怒られても、己を顧みず反省無く、すぐ忘れる調子の良さ、

『 めげず、懲りず、顧みず 』、お前は皇帝ダウザーだ。、と言われた。
 
  
良い事もあるよ

 甲状腺の機能が低下してるって事で、1年半前から薬を飲んでいただっちゃん。
効果があったのか?
最近、しっぽの毛が生えて来た。

しっぽの先がハゲて、毛が無くなってたんだ。
だっちゃんはほんの先っぽだけだったけど、
酷くなると、ネズミのように毛の無いしっぽになるんだって。
ラットテイルって言って、すぐわかるらしい。

でも、甲状腺の機能を上げる薬がよく効いて、良くなるらしいんだけど。
薬は副作用も無いし、体に悪い事はぜんぜん無いので、安心らしい。

薬を飲み続けながら、
まあ、年も年だし、生えなくてもこれ以上酷くならなければ、
と、思ってたんだけど、

ふと見ると、ずいぶん生えてたよ。
まだ元通りじゃないけど、これならもう良いよね。


わかりにくいけど、
しっぽの先、黒くなってる部分がハゲていた。
ずいぶん生えている。
あんたも頑張りなね

 だっちゃんはそれなりにでかいし、毎日毎日のたのた歩いてるから、
けっこう目に付いてるのか?

「夏の頃より元気になったねー」とか、
「頑張ってるねー」などなど、
「まだまだ大丈夫だ。」とか、
「頑張って歩きなね。」とか、色々な人に声をかけられる。

特に、ウォーキング中のお年寄り達は、同じ年頃と言うことで親近感を持ってくれるのか、、
あちこちで声をかけてくれる。
だっちゃんもお年寄りは大好き。
お年寄りは動きがゆっくりだから、予想しない動きでだっちゃんをびっくりさせる事がなくて安心だから、
お年寄りには愛想良くするんだ。

んで、

「あんたも頑張りなね、私も頑張るから。」なんて言ってくれるんだ。
 
 
色々あるけど、

ま、生きてれば良いこともあるよね。
がんばろうね。
まだまだ安心出来ない

 寒くなって来て、いつもの年ならもうフロントラインはしなくてもいいか、ってなる時期だけど、
今年はまだまだ安心出来ない。

だっちゃんはあちこちの茂みに鼻をつっこむし、
動きが遅いんで、万が一ノミがいたらすぐ拾ってしまうに違いない。

それに、去年の今頃は、突発性湿疹であちこちハゲてしまったんだけど、
突発性湿疹は原因不明で、ある日急に、酷い痒みとともにハゲちゃうんだ。
救いは、わりと予後は良くて、早ければ一週間ほどで良くなっていくらしいんだけど、
でも、一度ハゲでしまえば、元通りに毛が生えるまではなかなかだもんね。

その突発性湿疹に、なぜかフロントラインをしていたらなりにくいのかも?、と。
経験的にそう感じている獣医さんがネットに書いているのを読んだんだ。

そうとなると、フロントラインははずせないね。
どっちみちノミダニのために、フロントラインはしなきゃいけないんだし、
良いと言われる事はなんでも取り入れてみなきゃ、ね。
 
色々変わっていくけれど

 散歩の途中でいつも眺める最長老様が座っていた窓、
最近いつも空席。
座布団だけがある。
どうしたのかな、具合が悪いのかな、と思っていたら、
ついに旅立ってしまったんだって。
飼い主のおじさんは、「寂しくてね、あんたは長生きしなよ。」、って言ってくれたけど。
最長老様、大往生だよね。

同じ年のシュナウザー、
ちょっと前までは、夕方しょっちゅう会ってたのに、
最近ちっとも見なくなった。
どうしたのかな。

この年になると、姿を見かけなくなると心配になるよ。

でも、それでも!

同じ年の柴MIXのMくんはまだまだ元気。
飛び跳ねるように元気に散歩してる。
耳はすっかり遠くなった、って言ってるけど、まだまだ元気に歩いてる。

1歳下のレトリバーも元気。
目も耳ももうダメなんだ、って言ってるけど、
まだまだ力強く引いたりもする。

みんな、がんばろうね!
こんなとこにも

 片づけものをしてた親分、カーディガンを発見した。
7,8年前に通販で買ったけど、袖だけがあまりにピチピチで着るのを断念し、
しまいこんだまま忘れていたもの。
今着てみたら、

あら、袖がゆるい。

だっちゃんが年を取って、引っ張ったり引っ張られたりしなくなって、
腕がだいぶ細くなってたんだ。
驚きだね。
こんなとこにも、老化の影響ってあるもんだね。

2009/12/02
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