だっちゃん近影


大蔵高丸、ハマイバ丸、大谷ヶ丸、けっこうあったね  2006/12/10


 林道が閉まる前に、って事で、駆け込みで湯ノ沢峠から、大蔵高丸、ハマイバ丸を歩く事になった。
ハマイバ丸まで行ってまだまだ元気があれば。。。あわよくば、大谷ヶ丸まで行こうという計画。

朝、雨がけっこう降ってきて、これは、ダメかも。。。と思いながらも、天気予報は晴れだったし、でも、当たらないのが予報だし。。。と、諦め悪く車を走らせていたら、
雨は止んで、明るくなって来た。
取りあえず、行くだけ行ってみよう。

勝沼インターで降りて、道中コンビニを探したけど、なかなか無い。
お昼ご飯はどうしよう、戻らなきゃいけないかな、と心配になった頃、ようやっとセブンイレブンがあった。
そこからはすぐに景徳院。
林道に入って、湯ノ沢峠を目指す。

林道に入ってしばらくしたら、道の端に東屋みたいのがあったところで、とおせんぼしてある。
さて、どうしたのもか?

林道は今日を最後に、明日から冬季閉鎖だけど、まだ早すぎる。
工事期間内通行止めだけど、日曜は除く。

と、すれば、通ってもいいはず。
よけて入ってもいいのだろうか?

取りあえず、ここから歩かなきゃいけない場合も考えて支度をしてたら、
下から登って来た車が、脇から通って行く。

じゃあ、行っても大丈夫なんだろうか?
だっちゃんちも行ってみる事にした。

最初は立派な舗装の林道だったけど、工事区間になって、さっき通った車が止まっていた。
工事関係者の車だったんだ。

そこで、「このまま通って湯ノ沢峠に行っても大丈夫ですか?」と聞いてみたら、大丈夫とのこと。
悩む事もなかったんだね。

工事区間を過ぎたら、かなりすごい未舗装の道路。
ゆっくりゆっくり進んだ。

湯ノ沢峠の駐車スペースに着いたら、6台くらい車が停まっていた。
トイレはあったけど、11月いっぱいで冬季閉鎖。コンビニで借りておいて良かった。



9時5分、張り切って出発。
どこまで行けるかな?


すぐに湯ノ沢峠。

この辺りで、熊に襲われた人がいると読んだんで、親分はビクビクしてる。
ハマイバ丸あたりでも、目撃情報があったとか?


お天気の心配は無くなりそうだね。


気持ちいいとこだね。


雲が流れていくよ。


9時14分。湯ノ沢峠のお花畑

花の時期は綺麗だろうけど、人が多いだろうから、来れないね。


下は霜で凍ってる。
帰りはグシャグシャだね。


木の中の登りになった。


こんなとこも大好き
歩きやすい道だよ


9時48分、大蔵高丸。

富士山の頭だけ雲から出てる。
見事に逆光。


飽きて逃げ回るので、お座りさせられて記念写真。

ちょこっとだけ見える富士山。


アルプスをバックに


綺麗な富士山もいいけど、こういう富士山もとってもいい。


ここは360度展望があって、ほんとに綺麗。


下の方は、雲でいっぱいなんだね。


今日は来たかいがあったね!


さあ、張り切ってハマイバ丸を目指そう!


まだまだ先かな


歩きやすい道なんで、先頭で張り切るだっちゃん


さっきよりも雲が無くなって、富士山の下の山も少し見えて来た。


10時20分。ハマイバ丸。

影が顔に写ってしまった。

ここは、富士山の方角だけ見える。

ここまでは楽々だったね。


ここが破魔射場?

途中、10人くらいのグループの方達が前から来たんで、脇に避けてたら、
「秋田でしょう。」
「記念に一枚。」って、だっちゃんは記念写真を写されたよ。
秋田犬を代表するには年寄りすぎだけどね。



笹藪の中を下る。

だっちゃんが張り切って走って行ってしまうんで、
「熊狩りの犬、待てー!!熊が出たら困るよー!!」親分が後でぎゃーぎゃー、騒ぐ。

けっこうドキドキだったらしい。
距離としてはそんなにないんだけど、両側からササが覆い被さる感じがなんとも嫌で、すごく長く感じたって。


笹藪を抜けて、ほっとした。


だいぶ下ったから、雲の中に入ったんだろうか。


登ったり、下ったりしながら、だんだんに下って行く。


11時1分。天下石山頂。

もう少しだ。


地図では米背負峠はかなり下る感じだけど、
また登りで、人間はぐったり。


だっちゃんは文句ないよ。
楽しく登るよ。


ここを下ったら、米背負峠だ。

けっこう急な下り。
足元はずるずる。

駆け下りるだっちゃん。
ずるっと滑ってお尻をついた親分。


峠を駆け抜けてしまっただっちゃんは、戻されて記念写真。

11時15分、米背負峠。


こっからの登りもけっこう急だった。


11時35分、大谷ヶ丸、山頂。
ようやく着いたー!!
ここまで、2時間半。足元が滑ってゆっくりゆっくりだったから、けっこうかかったね。

お湯を沸かしてご飯を食べて、ゆっくりしよう。


アルプスが見えるはずなんだけど、雲で見えない。


12時24分、下山。

だっちゃんは、滝子山にも行こう、って言ったんだ。
まだまだ道は続いているんだもの。
だけど、「そっちに行ったら帰れなくなるの!」って。
残念だな。

しぶしぶ元来た道を下山。


足元がずるずるで、「ゆっくり、ゆっくり」って言われる。


一気に駆け下りたらいいのに。

「待て!」
「よし、進め、ゆっくり、ゆっくり。」って言われる。


12時40分、米背負峠。
最後、だっちゃんと大親分が駆け下りたら、吊られて駆け下りた親分は、見事にすってんころりん。
泥だらけになった。(それでもカメラだけは死守したのは、偉かった。)

この後の登りはずるずるなんで、けっこうきつかった。
そして、笹藪のとこは、登りだとよけいにヤブの高くなるから、人間はなんとも嫌な感じだったらしい。


12時57分、天下石山頂。



蝋梅みたいな花が咲いていた。
公園の蝋梅よりも、色が濃かったけど、やっぱりそうかな?


いつか、また、行けるかな?
行きたいな。


13時36分、ガレ場のとこ

13時40分、ハマイバ丸。一休み。


だっちゃんのテンションが下がって来た。
だって、霜が溶けて、足を出すたびに、ぐにゅ、ぐにゅ、ってなって、歩きにくいんだもん。


ここを抜けたら、少しは楽かな。


14時18分、大蔵高丸。
ここまで戻って来た!


やれやれ、ここまで戻ったら一安心だね。


富士山は見えなくなったけど、そのかわり、色々な山が見えた。


そう言えば、今日も猟銃の音がけっこう聞こえた。
その度にだっちゃんが、首を伸ばして音がする方をじっと見てるんで、
「そう言えば、だっちゃんも猟犬の末裔だもんね。」と言われた。


14時58分、湯ノ沢峠。

だっちゃんは、黒岳への道が気になる。
あっちも行ってみたい。

また今度ね。いつか行こうね!

15時ちょうど、車に戻った!!

歩いたコース: 湯ノ沢峠(9時5分)ー>大蔵高丸(9時48分)ー>ハマイバ丸(10時20分)ー>天下石山頂(11時1分)ー>米背負峠(11時15分)ー>(11時35分)大谷ヶ丸(12時24分)ー>米背負峠(12時40分)ー>天下石山頂(12時57分)ー>ハマイバ丸(13時40分)ー>大蔵高丸(14時18分)ー>湯ノ沢峠(14時58分)

所要時間: 5時間53分。欲張ったから、けっこうかかったね。
帰り道もアップダウンがあるし、疲れて休むのも多かったから往きと同じくらい時間がかかった。


 今日は人が少なくて、会ったのは、大蔵高丸で写真を写していた方一人と、途中で行き会った10人くらいのグループの方達、大谷ヶ丸に居た単独の方、大谷ヶ丸を下山中に行き会った単独の方、それだけだった。
のんびり、とても良かったよ。

人間は、靴の底に、分厚く泥がついて、歩きにくくてたまらなかった、って。
靴底のグリップが全く無くなって、登りでもずるってなるし、下りは怖かった、って。
親分は何度もずるん、ずるんって、転んでたよ。
まあ、そんな転び方だから、怪我する心配は無いけどね。

だっちゃんでさえ、歩くたびに指の間に泥が、ぐにゅ、ぐにゅ、ってなって、ちょっとやだった。

でも、ほんとに気持ちよかった!
だっちゃんはこの辺りが大好きだ!!

林道が開いたら、また来たいな!!


Home 近影↑ 外遊び↑ ←高座山、杓子山 今倉山、二十六夜山→